ファイナンス系か?産業系か?などにより、生徒層、カルチャーなどが違ってきます。当然、授業でのディスカッション内容も得意分野に焦点が行きがちになりますので、ご自分の仕事経験、将来のキャリアの方向性を考えた上でスクールを選ぶことが大切です。
<文系 OR 理系>
大学のビジネススクールの場合は、文系サイドの大学か理系サイドの大学かにより得意分野が左右される場合が多いようです。一般的に、理工系が強いところは、ビジネススクールとしても強く、文系(語学系などが中心)のスクールは、例外もありますが、あまり成功していないようです。ご存知のように、ビジネスの分野では、戦略、分析などができる数学的な頭が必要となります。ですから、そのような分野に強いスクールは、一般的に経営戦略、プロジェクトなども強い、ということになるようです。
<国際ネットワーク>
他のスクールは企業とのネットワークがどのくらいあるかというところもその方によっては、スクールを選ぶ基準となるかと思います。多くネットワークがあるからよい、というわけではありませんが、お仕事内容などによっては、異文化にふれる、という機会があるコースは魅力的かもしれません。ただし、ヨーロッパでは、もともとスクール自体が国際的な環境で、生徒100人に対して国籍30、というところもよくありますので、日本やアメリカのスクールが強調しているような海外経験が本当にヨーロッパのビジネススクールに必要かどうかは、疑問視されています。スクールによっては、交換留学のセッションが単なる留学経験のようなもので終わってしまうところもあるようですから、どのようなシステムでネットワークを築いているのかをよく調べることが必要です。
<生徒の国籍>
また、生徒層につきましては、国際的な国籍の中身がヨーロッパ圏内の生徒が多いスクールなのか、アジア系系の生徒が多いスクールなのか、といった内容も私たち日本人がヨーロッパのMBAを考える際には調べておくとよいかもしれません。スクールによりましては、アジアからの生徒がほとんどいない多国籍であったり、全くアジアからの生徒がいない場合にはさすがに厳しいと感じたり、逆に、多国籍の中身が半分以上アジア系であり、日本からヨーロッパにきてもアジアにいるような気持ちになったりといろいろな葛藤も出てくるかと思います。スクールに入る前に、これらの状況はある程度つかめますので、ご自分の希望にあうネットワークがあるスクールであるのかよく調べられるとよいでしょう。ただ、生徒層については流動的なものであり、必ずしも前年度の傾向がそのまま次の年にも現れるということも言えません。 |