英国と米国での業務経験が既にあったことと、学生時代からフランス語やフランス文化に長く親しんできたことから、フランスのグランド・ゼコールのMBAのみを始めから志向していました。E.M. LYONはフランスのビジネス系グランド・ゼコールではHEC、ESSECについで第3位にランクされており(年によってESCPと順位が入れ替わることもある)、その中で唯一パリ以外に所在することから、同校を志望しました。
フランスの高等教育制度は日本や米国とは異なり、大学とは別にグランド・ゼコールが存在します。グランド・ゼコールへ入学するためには、通常、大学入学資格試験(バカロレア)を受験後、選抜された高校(リセ)のみに設けられた準備クラスで1年ないし2年間の準備教育を終了し、学校ごとの選抜試験に合格して初めて入学が許可されます。グランド・ゼコールは、技術系やビジネス系など多様な分野でのエリート教育を行なうことを目的としています。それだけに、入学してくる学生は将来のフランスを担う存在であり、彼らは一握りの優秀な人材と言われています。グランド・ゼコールのMBA課程では、そのようなグランド・ゼコールで教鞭をとる教員の授業を受講することから、我々の知的関心を十分に刺激してくれる環境が整っていると言えるでしょう。
また、クラスメイトは60名と少数ですが、20カ国余りから業務経験平均9年の精鋭が集まっており、彼らとの議論からも学ぶことが多々あります。 |