まだプログラムの最初の3ヶ月半が終わったばかりですが、クラスではIT関係のバックグラウンドを持つ人が全体の3分の一ぐらいで、授業だけでなく彼らと話すことがIT業界について知る上で非常に役立ちます。クラスメートはヨーロッパ人が大半ですが、国籍が様々な人々が集まっているため、自分をマイノリティーと感じることはありません。その点、この学校を選んで非常に良かったと思います。また、グループワークが多いので、学生間には非常に協力的な雰囲気があります。始めのうちは語学のハンディや、文化の違い(とにかく欧米人は人の意見を聞こうとせず我先に意見を言おうとする人々が多かった)のため、ディスカッションについていくのがなかなか大変でしたが、私が日本式に「人の意見をきちんと聞いてから発言しよう」と提案し、そのスタイルに共感してくれる人が増え、やりやすくなりました。今ではみんな、そのやり方のほうが、効果的だと言ってくれます。
プログラムは実践的で、3週間ごとにグループ単位のプレゼンテーションがあり、その3週間(モジュールと呼んでいます)に勉強した知識を生かしたケース分析を行います。ケースはITに関係したものがほとんどですが、ITと既存のビジネスの融合を考える上で、非常に興味深いものが多いです。また、既に5回行いましたが、英語がネイティブでない私ですらプレゼンテーションのスキルが非常に向上したことを実感しています。ネガティブな面として、短期間のプログラムなので、自分のバックグラウンドとあまり関係のない科目についてはどうしても消化不良になりがちです。しかし、もっとも大切なビジネスの哲学を学ぶという目的は十分達せられると思います。
あと、残念ながら今はフランス語を勉強する時間はほとんどありませんが、クラスメートの大半はフランス語を含め3ヶ国語以上話せるので、日常生活の面では何かと助けてくれます。
プライベートでは、私は学生時代からバンドでピアノを弾いていたので、有志でバンドを結成して、学校のクリスマスパーティーで演奏したりして、学生生活も楽しんでいます。クラスの平均年齢が高いため、所帯持ちの人が多く、休日には時々ホームパーティーを開いて私たちを招待してくれます。ヨーロッパ人たちは勉強するときはもちろん集中してやりますが、せっかくこの期間全ヨーロッパ人のあこがれの南仏に滞在できるのだから、勉強だけでなくここの生活を楽しもうという人が多く、そういうライフスタイルに私個人として非常に共感を覚えます。
また、この冬休みには初めて東欧を旅行しましたが、日本からは少々遠い国でも、気軽にあちこち旅行できるのがヨーロッパに住む大きなメリットのひとつです。 |