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TIAS School for Business and Society

林昭彦 (Josh Lin)さん TIAS/オランダFull-time MBA 2014-2015

【オランダフィリップスマネジメントプロジェクト経験シェア─プラス思考、同時進行、用意周到】

オランダTIASビジネススクールのMBA卒業生、林昭彦(Josh Lin)は、オランダフィリップス(以下、フィリップスと略)本社での7ヶ月に亘るマネジメントプロジェクトを最近終えたばかり。 これまで照明業界の第一線で活躍してきた彼が、難関と言われる世界最大手の総合照明メーカー、フィリップスでのインターンシップ(以下、インターンと略)資格をどのように獲得したのか。 TIASは日本で休暇滞在中の彼に話を伺い、オランダ留学に興味を持つ学生に向け、貴重な経験を語って頂きました。以下、インタビュー内容です。

Q1. マネジメントプロジェクト先を探す際、オランダTIASビジネススクールはMBA学生をどの様に支援しているか?

そうですね。まずは9ヶ月に亘る全6回構成のパーソナルリーダーシップコーチングが非常に役に立っていると思います。一対一のコンサルティングのお蔭で、キャリアから人生に至るまで、今後の方向性を整理することが出来ました。 自身の得意分野や本当にやりたいこと等を明確にし、卒業後、次なるステージに前進する際に考慮すべき様々な要因―やりがい、家族の生活環境、キャリアプランニング、経済面、仕事内容、将来的に身につけたいスキル等―に対してどう優先順位をつけるのか。 人生を長い目で捉え、プラスとなるステップを選択する、きちんとした意識を持つようになりました。特に私において言えば、国際営業と照明業界とに関わりながら、世界の壁を乗り越え、大きなチャンスを掴みたい!という気持ちが再認識出来ました。 また、TIASにはキャリアコンサルタントが2名いて、レジュメの添削や志望動機の書き方指導、卒業生の連絡先のデータベースの活用方法等を指導してくださいます。私自身もそのデータベースを利用し、実際にフィリップスで働く何人かの方々と接点を持つことが出来ました。 卒業生からはフィリップス社の組織構成の説明があったり、人脈をシェアしてくださったりと、私がマネジメントプロジェクトを探す上での貴重なリソースの提供がありました。

Q2. 目標としていたフィリップスでのインターンの機会を如何に得ましたか?

私はとにかくあらゆるアプローチ法をほぼ全部使いました(笑)。卒業生から広げていただいたコネクションや照明業界における知人(前職在籍時の顧客やサプライヤ)とLinkedInやキャリアイベントを通して数多くの方々とコンタクト。 結果、CVがスムーズに内部に届けられ、フィリップスLEDモジュール照明事業部部長、及びグローバルマーケティングマネージャーに面接して頂く機会を得ました。印象を強く残すため、フィリップスでインターン経験のある以前の学生の論文を入手し参考にさせて頂きました。 また、元々持っていた照明の知識や研究レポートを用いたり、当事業部のサプライヤや関連企業の方々にお話を伺ったりして、今後会社が興味を抱くであろうトピック、直面している挑戦課題とボトムネック等を研究しました。 面接官2名のLinkedInプロフィールにも目を通し、社内の方々に情報提供して頂き、彼らのキャリアバックグラウンド、及び最近重要視されているプロジェクトもリサーチしました。運の良いことに、面接時の質問一つ目が「業界のトレンドに対する理解」、二つ目が「フィリップスの挑戦」に関するものでした。 準備した他の内容も後半に活かすことができ、総合的に非常に納得のいく面接となりました。その後、私は会議の内容と課題を調査し、自分なりに考えまとめた提案を面接官宛てに発信しました。そして三週間後、受け取った採用通知―。 今振り返り思うのは、自身のこれまでの仕事経験と業界に対する理解が高く評価されたのが採用理由なのではないか、と。そして最も決め手となったのは積極性、前向きな姿勢であったと自負しています。

Q3. フィリップスでの7ヵ月間―そのインターン全内容を簡潔に教えて下さい。

従来、照明器具メーカーは電球、直管等の分野に参入することが非常に難しかったのですが、LEDテクノロジーの発展により、器具メーカーは川上統合(Backward Integration)といった戦略を取り、光源やLEDモジュール等の製品開発と製造が出来るようになりました。 従前において光源をメインビジネスとして事業活動してきたフィリップスにとって、これは非常に大きな挑戦となっています。私の仕事内容は経営戦略、マーケティング、営業、設計と緊密に取り組んでOEM顧客がその戦略を取る要因、手段、そしてコストブレークダウンストラクチャーを分析し、事業戦略を練ることでした。 営業やアカウントマネージャーから情報を取り、本社の開発部門やPM部門にフィードバックして最終的に顧客の自社製競合品に対応戦略を提案する、というのが大まかな流れです。 論文提出前にステークホルダー(利害関係者)向けにプレゼンテーションした内容が上層部に採用され、フィリップスの今後の製品戦略へと繋がり、研究成果として残されています。

Q4. このインターンで最も勉強になったことは?

勉強になったことはたくさんありますが、その中でも特に印象に残ったことが四点あります。

まず、目標設定とぶれることなく実行する執念ですね。これまでの、アジアでの仕事経験に基づく話ですが、目の前のこと(スタートライン)で手一杯になってしまい、ゴールを忘れたりぶれたりしてしまうケースも多々ありました。 しかし、フィリップスの同僚たちにとってはゴールから逆算する概念が普通のようなのです。これは、彼ら全員がタイムマネジメントを徹底していることにも表れています。 私も、早速第一週目から本プロジェクトのゴール(フィリップスが私を雇用した目的)と期限(リサーチの結果を発表する日)を設定するよう上司より命じられました。また、その間のこともウィークリーベースで自身で細かく設定し、フォローアップするように、とも。 スポーツに例えればマラソンです。ゴールや成績目標があり、走りながら自分自身で達成率を見てペースを調整する感覚です。

二つ目は、単なるインターンだと思わず前に出てリソースを獲得していくことの重要性です。フィリップスは120年もの間照明ビジネスを展開してきた歴史ある会社なので、照明の技術専門家、ビジネス専門家、研究レポート等のリソースは数多くあります。 しかし、自分自身が積極的に求めていかなければ、それを得られないケースは多いように思うのです。逆に、自身がきちんと必要性を説明することが出来るのであれば、インターンという身分であっても上層部の方と面談することは可能な社風です。 また、コミュニケーションスタイルもかなりオープンです。私が勤務するオフィスはオープンデスクでしたので、座席は特に決まっていませんでした。照明関係の専門家だけでなく、McKinsey、BCG等のコンサルティング経験を持つ戦略部門の同僚と話し合ったり、ランチしたりといった経験が、非常に為になったと思います。

三つ目は会社が社員を信用するカルチャーです。過程より結果が重要視される部分もあると思いますが、インプットではなく主にアウトプット(結果)が評価されます。 週35時間の勤務が必要と契約上には書いてありますが、タイムカードも固定した席もなく、ミーティングがなければ自宅勤務も可能なので、社員たちの自主管理の下、システムが成り立っていることです。非常に自由な労働環境なのです。

最後は会議の効率性を強く要求していることです。会議室に大きく掲げられたポスターから抜粋したものを一例として挙げます。
1. If I don't know why I'm IN, I'm Out
(私は何故自分がこの会議に参加しているのか分からないのであれば、退席します)
2. No agenda - no minutes - no meeting
(アジェンダがなければ、会議をしません)
3. I am always 100% present, no laptops or phones
(私は携帯やパソコン等に影響されずに会議に100%集中します)

そして会議には「全員」ディスカッションに参加し貢献することが要求されています。オランダでは上下関係が非常にフラットなので、上司の論点に対してチャレンジしていくことの方がよっぽど評価されます。よって、決まったトピックを研究しているインターンたちの意見がよく会議で求められています。

Q5. フィリップスでのインターンの経験は如何にあなたのキャリア目標に役立ったと思いますか?

照明業界で自身の土俵をアジア圏から欧米に広めていくこと―、これは私がMBA進学を決意したきっかけでした。進学以前、私はLED素子(部材)分野での仕事経験が長かったのですが、このインターンを通してLED照明業界全体のバリューチェーンに対する理解をかなり高めることが出来ました。 と同時に、フィリップスは世界最大手総合照明メーカーなので、新しいアプリケーションや技術等を見聞きすることも出来ました。それ故に、スマートライティングや制御システム、ビッグデータ等新しい技術のトレンドで照明では今後恐らくLED電源が重要な分野となってくるのではないかと思い、今後のキャリアの方向性をも設定することが出来ました。

結論

オランダにおいて、アジアの学生は自身の望むインターンを探すことが容易ではないと断言できます。しかし、自分の強みを認識し、進みたい方向性を設定しながら、積極的に人脈・情報を活用し、諦めず弛まず努力し続ければチャンスは必ず訪れます。 皆様も、オランダや他の国でやりたいインターンと仕事をFind出来るようお祈りしています!

Good luck!

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石田やよいさん TiasNimbas Full-time MBA2010年卒業

[2011 ALC留学ネット MBA特集より]

私はボストン大学で学士号、コロンビア大学で修士号を取得した後、KPMGで税務コンサルタントとして働いていましたが、税務以外の仕事に就きたいと考え、MBAの取得を決意しました。 専門的な環境で働くための基礎を身につけることができていたと同時に、税務に絞り込むほどのキャリアを積んでいたわけではなかったので、いまがMBAに挑戦するベストの時期と思いました。 コロンビアでの経験から、さまざまな国籍の学生と交流でき、自分の興味を深めることのできる学校を探し、TiasNimbasを選びました。 個人の成長に力を入れる指導で、自信を深めることができますし、少人数かつ留学生が多いため、さまざまな価値観にふれ、自分のものの見方を広げることができるのも魅力です。
個人の成長に力を入れる指導で、自信を深めることができました。

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工藤 正嗣さん NIMBAS/オランダ2003年在学

工藤 正嗣さん

Nimbas (now TiasNimbas) full-time MBA 2003
Position before MBA:Assistant General Manager in one of the Japanese trading companies
Position after MBA (current):General Director (CEO) of a subsidiary company of Japanese car manufacturer (Mitsubishi) in Vietnam.

The main reasons for me to choose study MBA in Nimbas (now TiasNimbas) were its diversity of students yet in a small-size class, and its cost effective tuition fee.
During the one-year intensive programme, the Management Project was the most interesting to me because I could combine my business experience with theoretical concept that I learned in the MBA programme.
So far I am not sure how much the MBA study has helped me in my career, but it definitely helped me to find the next job quickly.

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Zheng (Susan) Zhangさん NIMBAS/オランダ2000 MBA卒業生

University of Beijing China/English

University of Nanjing/Accountancy
1997-1999 Dole Food Inc. Manager
Responsible for the introduction and promotion of several new U.S. agricultural products to the Shanghai Market

職歴が短くても、アカデミックでブリリアントと判断され、また、最年少Managerとして大手企業で働いていた例により、特別に入学が認められた例

I believe that the NIMBAS MBA will enable me to leap ahead one ognitive generation and land in the right place in the new millennium.

After several years of work experience I began to realise that in order to climb up
the management ladder, a high-level formal education and a rigorous training was indispensable. In my opinion an MBA was the most effective way to help me achieve an all-round managerial competence and broaden my horizons, To come to Utrecht was the biggest investment I have ever taken but am convinced that I will benefit from studying at NIMBAS in the new future.

British academic excellence and international flair

I chose the NIMBAS programme because of its strong international orientation, the excellent academic reputation of Bradford and the brilliant combination of British academic excellence and international flair.

I want to learn how to become a qualified manager in a multinational company and meet new people from different companies and countries. And so far NIMBAS has not disappointed me at all. On the contrary: the small class size and the intensive study programme as well as dedicated NIMBAS team have made studying here very enjoyable and useful. In terms of content I find the programme really very good - it is practically oriented with lots of case studies, workshops and business simulation games which make the courses so much more colourful and understandable.

Personal development

Taking the MBA has strongly influenced my business understanding in today's rapidly changing environment and provided me with stronger analytical skills. I am sure it will also have a positive impact on my career plans in multinational company doing business between China and Europe,
Life does not only consist of holding god cards but also in playing those you hold well, For me, the MBA is a way of learning how to do just that.

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Yevgen Pillipchenkoさん NIMBAS/オランダ2000 MBA卒業生

Aged 38, is currently taking the Full-time MBA Programmein Utrecht after a career in international sales, logistics and distribution in Kiev, Ukraine.

The MBA is an excellent experience which has added much to both my professional and individual growth.

I was born in the Ukraine and spent most of my life there, I have seen the changes my country, its economy and business environment went through over the past years, I studied linguistics and philosophy at the University of Kiev and had around ten years of working experience when I decided to do an MBA.

The NIMBAS MBA - up grading your knowledge

Today's rapidly changing business environment offers not only opportunities but challenges as well. It is important for managers to be able tocope with constantly emerging varying problems, especially if dealing internationally,
It is evident to me from my experience that inthis competitive business environment there are few chances for success without specialist knowledge,The experience itself is not enough, Therefore I have decided to take a break from my current career and do an MBA.
I have chosen NIMBAS because of its excellent reputation among well-known educational consultants in Moscow and the customer-oriented approachthat the NIMBAS admissions team demonstrated towards every participant of the programme.

Benefit

So farhave gained a broad understanding of the international business environment, concrete skills in information technology management and theoretical knowledge in marketing analysis.
I also have enjoyed thecultural mixture within our group, We all come from different countries with the the most diversified working backgroundand that makes it all the more interesting and demanding.

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宮本 健一(みやもと けんいち)さん NIMBAS/オランダ2004-2005 在校生

プロフィール[インタビュー実施:03/2005]

宮本 健一さん

1998−2004 某大手通信会社勤務
2005年 フルタイムMBA卒業予定

MBAのコースを受講していて、どんなことを学んでいますか?

私のバックグラウンドはセールス、マーケティングで今後のキャリアも同じ方向性を考えておりますので、マーケティング・ストラテジー系を中心に選択科目を選び受講しております。
NIMBASではプログラムが、Core, Advanced, Electiveと3段階で構成されており、Coreでアカウンティング・ファイナンス、統計、ビジネス経済、オペレーション、マーケティング等の General Managerに必要なビジネスの基礎を学び、AdvanceではCoreで培った知識を活用し、グローバリゼーションビジネス、ストラテジーを Case、シュミレーションゲームを通じて習得し、Electiveで専門性を一層深めるといった形になっております。また、Electiveの受講後には、Management Projectが義務付けられており、実際に企業に入り、今までMBAコースで培った知識、経験の総決算を行います。General Managerに必要な最低限の知識を幅広く押さえつつ、自分の選択する専門分野について深く掘り下げていくといったバランスの良い構成になっており、今後のキャリアに役立てやすくなっております。

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか?
また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?

欧州MBAを選んだ理由は下記の通り3点あります。

1)私費で行く事を決めていた私にとって、費用・時間等を考慮すると2年間よりも1年間のプログラムの方が妥当だと考え、充実した1年間プログラムを持つ学校の多い欧州を中心に考えた。

2)学生時代にアメリカ留学をしているため、視野拡大の観点から欧州が適切だと考えた。

3)アメリカMBAに比べ、希少価値が高いと考えた。

2で述べた通り、3段階の科目構成+Management Projectから成るプログラムは非常に充実しており、欧州独特の多様性を直に感じる授業、グループワーク等はとても貴重に思えます。また、欧州の学校(特に私の学校)はアメリカに比べ小数(例外もありますが)なので、クラスメート、教授、学校スタッフとの距離も非常に近く、有意義な学校生活が送れます。希少価値については、客観的な評価ですので現時点では分かりません。

今後の目標

MBAプログラムで習得したメソッド、フレームワーク等を実務レベルでも有効的に使いこなせるようにし、より効率的で効果的な仕事を行えるようにしたいです。また今後のキャリアとしては、マーケティング・ストラテジーの専門性を深めていきたいと思います。あくまでもMBAの取得が最終目標ではなく、キャリアに活かせるようになって初めて意味を成すと考えておりますので、実務での活用を常に意識して、残りのプログラムに取組んでいきたいと思います。

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N.K.さん NIMBAS/ドイツ2000年度10月スタート パートタイムMBA

合格者からのメッセージ 1

初日のオープニング゙で席がなく、一番前に座りました。
すると学長(Josephine)が来て、あなたがJapanese ladyですねと声を掛けて挨拶してくれました。びっくりです。慌ててお礼を言うのがやっとでした。

2日目位で泣き言を言ったのが彼女の耳にも入ったらしく、英語なんてすぐ大丈夫よ、 他の人達は日本語も話せないんだから気にしなくていいわ、と帰り際に励ましてくれまし た。頑張ります。

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宮本 健一(みやもと けんいち)さん NIMBAS/オランダ2004-2005 在校生

[2006-2007 ALC 特別体験談より]

宮本 健一さん

ヨーロッパのビジネススクールを選んだ理由は?

1)1年制MBAプログラムのスクールが多いこと

高度情報化社会の中、自分が社会から離れ、集中して勉強出来る猶予期間は精々1年間程度が限界だと考えていたため、1年間のMBAプログラムに絞っていました。1年間プログラムが浸透しているおり、選択肢の多い欧州MBAに目を向けたのは自然な事でした。

2)生活・文化を含めた欧州への興味

私自身、高校時代、米国へ留学をしていた事もあり、北米の生活・文化に触れる機会は多かったのですが、欧州との接点は殆どなかったので逆に興味がありました。また、性質の違う国が入り混じり形成されているヨーロッパの多様性に対し強い関心がありました。

3)希少価値

問題解決に対するアプローチが北米と欧州では異なると考え、その取得が自らの希少価値に繋がると考えました。

授業はどうでしたか?大変だったことは?

理論的に2年間のプログラムを1年間に凝縮されているため、確かに時間の余裕はありません。マクロ的には、1年間にコア科目と、アドバンス科目、選択科目、マネージメントプロジェクトといったカリキュラムが組まれており、ミクロ的には、授業、グループワーク、レポート、テストとこなさなければなりません。当然のことですが、タイムマネージメントは非常に重要で、効率性を考えたスケジュールを組まなければなりません。同時に、理解も高め、レポートの精度を上げテストのスコアメークも行わなければならないので、ペースがつかめない最初の数ヶ月間は特にきつかったです。
大変だったことはテスト対策です。特に、教科書等の持ち出しを禁止される"closed book test"はきつく、授業で扱った理論をもとに自分の考えを論理的に展開させ、且つ短い時間内に正しい英文で書かなければなりません。授業内容への高い理解力と非常に高い英語力が求められます。

好きな教授や科目は?

私は自分のバックグラウンドが戦略系で、非常に高い関心があった事もあり、Strategic Managementの授業が最も良かったです。この教授は、数々のプロジェクトに携わり成功を収めてきた方で、現在自らコンサルティング会社を経営しています。豊富な実践経験に加え、理論もしっかり勉強されてきたので、非常に説得力がありました。ビジネススクールでは、よく学術(アカデミック)は強いが、実践(プラクティカル)経験がない。実践はあるが、学術の基盤がないという教授が多いと聞きますが、両分野に渡り卓越した力を持っている方でした。特にこの授業では、ケーススタディーの割合が非常に高く、学術、実践面からバランス良くアプローチしてくれたので理解度は凄く高まりました。

他国からのMBA留学生の印象は?上手く付き合うこつは?

NIMBASは非常に国際色豊かで、毎年10数カ国以上の国々から生徒が集まってきます。バックグラウンドも様々で、ファイナンス系から、戦略系、既に起業している生徒もいました。MBAプログラムに参加しているだけあって、皆意識が非常に高く、且つ国際性を求めてNIMBASを選んだだけあり、主張はするが、聞こうとする姿勢もありました。

刺激を受けたのは、彼らの問題解決に対するアプローチです。日本人やアジア人は人にもよるとは思いますが、概してまず情報を収集し、過去に行ったことのある型に当てはまるか照合させ、ある程度回答に確信を持ってから発言・行動に移しますが、彼らは独創性・想像力が豊かで、前例のないもの、サンプルの無いものに対しても自分の発想を基に問題解決をしようとします。周りを気にしがちで一歩進むのが少し遅いアジア人と、周りを気にせず、自ら切り開こうとする欧米人のアプローチには刺激を受けました。

上手に付き合うコツは、とにかく発言して存在感をアピールすることだと思います。日本人は、国民性や英語に対する劣等感等もあり黙りがちですが、とにかく下手でも良いので発言・会話することです。授業中も前もって発言する準備をしておけば何とかなりますし、何よりも様々な国からの声を聞きたがるMBAの授業ではそれが一種の「義務」だと思います。始めは誰でもきついと思いますが、一歩踏み出せば拓けるのでトライしてみて下さい。

生活面で苦労されたことや、楽しかったことは?

苦労したというか、カルチャーショックを味わったのは、オランダ人との交渉です。彼らは普段は非常にオープンでフレンドリーですが、ビジネスになると異常な位な頑固さを発揮します。彼らのスタンスは、サービスレベルの低さや接客度の低さを指摘されても頑なに自分の主張を突き通し、有利な条件で事を運ぼうとします。オランダのような小国が、ビジネス界やサッカー界に代表されるように大国相手に十分渡りあっている源は、国民一人ひとりの交渉力の高さからくると思います。家のオーナーからスーパーの店員、市庁舎の職員まで、とにかく交渉には苦労しましたが良い勉強になりました。

一方、楽しかったことは、Diversity(多様性)を身近で感じられた事です。学校にも様々な国籍の生徒が集まっていますが、学校のあるユトレヒトは、ユトレヒト大学のある学生街でもあり、街中には様々な国の人々で溢れています。私の住んでいたアパートも多国籍でパーティー等行い交流を深めていました。またヨーロッパ各国、どこも地続きで近いので、よく旅行にも行きDiversityを感じていました。

MBA取得後のキャリアは?

私は、MBAのmethodを直接駆使するファイナンスやコンサル系希望でもなく、就職もしてないので直接的な影響は測れませんが、MBAの勉強をして、プログラムに参加して、自分の基幹がしっかり立てられたと思います。別の言い方をしますと、自分の判断基準が広がりました。今まで、二次元(平面)にしか見られていなかった事が、経営学を体系的に学ぶことにより三次元(立体)に見えるようになり、より深い判断が出来るようになったと思います。

また、国際的な環境で討論しあったことは、外資系企業である現在の職場でも生きているかと思います。MBAで学んだ理論、手法等は、一種の経営におけるプロトコル(共通言語)のようなものであり、これを理解しているか否かによって海外との交渉の出来も変わってくるかと思います。このプロトコルを用いて1年間多国籍環境で討論しあったことは非常に大きなプラスになってくると思います。

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宮崎 光弘(みやざき みつひろ)さん NIMBAS/オランダ2006-2007 在校生

[2007-2008 ALC 特別体験談より]

宮崎 光弘さん

ヨーロッパのビジネススクールを選んだ理由は?

私が欧州ビジネススクールを選択した理由は以下の3つです。
1) 1年制MBAプログラムの選択肢の多さ
私は自費留学でかつ家族帯同での留学だったので、費用・時間を含めて投資とリターンを考慮した結果、1年制MBAプログラムが私にとってはベストと判断しました。アメリカにも1年制MBAはありますが、選択肢の多さから欧州ビジネススクールに的を絞りました。

2) 国際的な環境
講師陣、生徒ともに国際色豊かで、異文化交流と様々な視点や考え方に触れる機会が多いと考えました。また、私は大学院時代にアメリカで生活した経験もあるため、今回はヨーロッパに拠点を置き、その生活・文化・経済・ビジネスを肌で感じたいと思いました。
3) 社会経験豊富な学生の多さ
私は34歳でMBA留学したため、社会経験豊富な学生達と落ち着いた雰囲気で勉強したいと考えました。世界各国から様々な業界で活躍してきた経験豊かな学生達と意見を交わし、刺激を得ることを期待して選択しました。

授業はどうでしたか?大変だったことは?

TiasNimbasのプログラムは、大まかにコア科目、アドバンス科目、選択科目、マネージメントプロジェクトの順にそれぞれ約3ヶ月でこなす構成となっています。1年制なので授業密度が高く、最初の3ヶ月は予習と課題をこなすスピードに慣れるのに肉体的にも精神的にも厳しい日々が続いて大変でした。しかしながら、コアとアドバンス科目は授業の間隔や試験・レポートが絶妙なタイミングで組まれているので、最初の3ヶ月を乗り越えると逆にそのスピードが効率的でちょうど良いと感じました。選択科目になると自分で興味のある科目をスケジューリングできるので、少し余裕ができると思います。マネージメントプロジェクトは、約3ヶ月という期間でこなせる課題にセッティングできるかということと、タイムマネージメントが鍵であると思います。私の場合、1年間という制約が逆にモチベーションと集中力を向上させてくれて、1年制MBAはまさに期待通りのプログラムでした。

好きな教授や科目は?

私がもっとも好きだった科目は、Strategic Management です。もともとコンサルタントとして国際ビジネスを中心にご活躍されていたProf. Herbert Paulというドイツ人の方が講師でした。授業のプレゼンテーションをよく準備されていて、アカデミックな理論とプラクティカルなケースをバランスよく組み合わせた内容が非常にわかりやすく、私の理解を深めてくれました。TiasNimbasのクラスサイズは少人数で、インタラクティブな授業が特徴ですが、その中でもこの授業は特に積極的に学生の意見や質問を引き出してくれました。クラスメイトの過去の経験談や個人的な見解を聞くことができて、大変刺激がありました。また、教授はタイで仕事をされたご経験もあり、アジア文化にも精通していて、時折ケースの中で国際ビジネスにおけるアジア文化の影響についても触れてくれたのが、大変興味深かったです。

他国からのMBA留学生の印象は?上手く付き合うこつは?

他の留学生の印象は、率直でオープンマインドです。自分の意見をちゃんと主張し、かつ他人の意見もしっかり聞けるプロフェッショナルな心構えをもっている学生が多いと感じました。

刺激となったのは、みんなネットワーク構築がMBAの大切な要素の一つということを強く認識し、勉強と社交を非常にうまく両立していたことです。選択授業ではFull-timeの学生だけでなくPart-timeの学生とも一緒に授業を受ける機会があり、この1年間に私もいろいろ交流を広めることができました。

他国の留学生と上手に付き合うコツは、相手のことを理解しようとする姿勢と気配りだと思います。特にグループワークは、しばしば意見の衝突がありますのでこれらは重要です。また、MBAプログラムの中には、通常の授業以外に、ソフトスキルを向上させる科目(Personal Development Program: PDP)があり、Group dynamics, Team work, Cross cultural skill, Leadership, Negotiation skill等について学ぶチャンスがあります。これらをうまく活用して自分の能力を高めるのも良いと思います。

生活面で苦労されたことや、楽しかったことは?

特に生活で苦労したことはありませんが、多少オランダ語を学んだほうが生活するには便利だと思います。ほとんどのオランダ人が英語を流暢に話せますが、スーパーで買い物をしたりレストランでメニューを読んだりする場合にはオランダ語が役に立ちます。英語以外の言語を学ぶチャンスがあるというのもヨーロッパ留学の醍醐味かもしれません。

楽しかったことは、クラスの多様な国籍の友達と非常に良い付き合いができたことと、オランダだけでなくその他近隣諸国(フランス、ベルギー、ドイツ、ポルトガル、イギリス)にも簡単に遊びに行けたことです。オランダ人の友達には、日帰り旅行でオランダの名所を案内してもらったり、バーベキューやホームパーティに招待してもらったりしてオランダを楽しむことができました。何よりもクラスの友達と家族ぐるみで交流できたのが良かったと感じています。クラス規模が小さい分、絆が深まりました。

生活面で苦労されたことや、楽しかったことは?

特に生活で苦労したことはありませんが、多少オランダ語を学んだほうが生活するには便利だと思います。ほとんどのオランダ人が英語を流暢に話せますが、スーパーで買い物をしたりレストランでメニューを読んだりする場合にはオランダ語が役に立ちます。英語以外の言語を学ぶチャンスがあるというのもヨーロッパ留学の醍醐味かもしれません。

楽しかったことは、クラスの多様な国籍の友達と非常に良い付き合いができたことと、オランダだけでなくその他近隣諸国(フランス、ベルギー、ドイツ、ポルトガル、イギリス)にも簡単に遊びに行けたことです。オランダ人の友達には、日帰り旅行でオランダの名所を案内してもらったり、バーベキューやホームパーティに招待してもらったりしてオランダを楽しむことができました。何よりもクラスの友達と家族ぐるみで交流できたのが良かったと感じています。クラス規模が小さい分、絆が深まりました。

MBA取得後のキャリアは?

私は、もともと半導体関連のエンジニアでしたが、キャリアチェンジのためMBAを取得しようと決めました。現在は、マネージメントプロジェクトでお世話になった事業会社への就職または経営コンサルティング会社への就職を検討しています。どちらもMBAで学んだ戦略、オペレーション、ファイナンス、マーケティング等の基本的な考え方を適用できる業種ですので、1年間学んだ基礎をさらに実践で磨き上げて行こうと考えています。更にまた、MBAの中で培ったソフトスキル、精神的タフネス、国際的なビジネス知識も今後の仕事を支えるうえで、十分な礎となったと思います。特に、グループワークでヨーロッパの学生と真剣勝負で討論し、信頼を得られたということが、自分としては大きな自信に繋がったと感じています。

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田中 清生さん NIMBAS/オランダ2006年9月 MBA卒業生

[2008-2009 ALC特別体験談より]

田中 清生さん

留学期間:2005年9月〜2006年12月(プログラムは2006年9月に終了)
留学先:TiasNimbas Business School(オランダ)

ヨーロッパのビジネススクールを選んだ理由は?

理由は大きく3つあります。
(1)1年制のMBAプログラムが多い
変化の早いIT業界で働いておりましたので、2年間実務を離れることに対するリスクを感じました。また、私費で留学することを考えておりましたので、実際掛かるコストや離職中の機会損失までを考慮すると、1年制のMBAプログラムが多いヨーロッパが最適と判断したためです。

(2)国際的なプログラム
特定の国籍の学生が大多数を占めることのない、国際的なプログラムを志向しておりました。また、大規模な学校よりも、比較的小規模で、学生同士、教職員の距離感が近い学校が自分に合っていると感じており、そういう選択肢の多いヨーロッパを選びました。

(3)年齢層の高いプログラム
30歳の時の留学となりましたので、比較的年齢層の高い、ビジネス経験を長く積んできている学生が多い環境で有意義な勉強がしたいと思いました。そういう意味でTiasNimbasは最適であったのも選択の理由です。

授業はどうでしたか?大変だったことは?

TiasNimbasも1年のプログラムですので、時間的には追われる日々でした。
各科目は授業の前に一通りの資料が渡され、学習した前提で授業が始まります。
1科目4〜5日で集中的に実施し、講義→グループワーク→発表というサイクルを午前、午後それそれぞれ繰り返し、4〜5日間の集中講義が終了するとグループワーク(論文)と個人レポートまたは試験、というサイクルが標準的でした。集中的に実施しますので、締め切りなどが重なることも多く、一度は同日に試験 2つとレポート1つの締め切りが重なり、直前の1週間は分単位でタスクを管理して寝食惜しんで勉強しなければならず、そこが一番大変でした。そういう状況でしたが、英語のハンディもある中、選択科目を4つ取れば良いところをあえて5つ選択したりなどチャレンジし、無事にこなせましたので、大変ではありますが乗り切れると思います。

好きな教授や科目は?

Business Simulationが一番印象に残っています。
ビジネスゲームと言われるもので基礎科目が修了する時期に行われる授業です。ある製造業の会社をグループ(6チーム+ダミー2チーム)でそれぞれ運営し、 4半期ごとにトータル13期の意思決定をして成績を競います。マーケティング、ストラテジー、ファイナンス、オペレーション、人事など、それまでに学んだ知識を上手く活用してグループで会社を運営します。私のチームは、結果的に半分がDistinction(成績優秀)で卒業する優秀なメンバーが揃っていましたが、本ゲームではグループ中最下位でした。
優秀な個人が集まったとしても、チームとしての力を発揮する難しさを痛感した授業でした。また、そういう環境の中で、いかに自分の意思を貫いて立ち回るのか、といった面でも非常に鍛えられた部分が良い点だと思いました。

他国からのMBA留学生の印象は?上手く付き合うこつは?

TiasNimbasのフルタイムMBAは、20歳代前半から30歳代後半まで幅広い年齢層が集まっており、かつ、30人程度の学生しかいませんが、10 数カ国から学生が集まっている非常に多様性に富んだ環境です。当初は、非常に若い学生がいることに違和感を覚えましたが、若い人は非常に頭の切れる優秀な学生であり、経験豊富な年長者の学生からだけでなく、彼らからも多くの刺激を受けました。

また、多国籍であるがゆえにコミュニケーションのスタイルも様々で、特にオランダやベルギーの方々は、他人を気遣うような回りくどい言い方は一切せず、何に対しても直接的な表現で主張してきますので、このスタンスにも大いに刺激を受けました。

上手につき合うコツについてですが、MBAだけでなく多くの場面でそうかもしれませんが、特にグループメンバーからは貢献ベースで人物評価されますので、主体的に貢献する姿勢が必要不可欠になってくると思われます。

生活面で苦労されたことや、楽しかったことは?

特に大きな苦労はありませんでしたが、役所や鉄道など、多くの面で日本と比べてサービスレベルが低いため、ある程度の割り切りが必要でした。

楽しかった点としては2点挙げられます。

(1)異文化交流
ユトレヒトにはユトレヒト大学というヨーロッパでも最も大きな大学の一つがあり、私のアパートにも多国籍の学生や研究者や教員が入れ替わり立ち代わり暮らしておりました。日常的に彼らと会う機会も多く、お互に自国の料理を作って紹介したり、会話をすることを通じて文化間の違いに驚くこともあり、貴重な経験をしました。

(2)欧州のライフスタイルとのふれあい
お目に掛った多くの欧州の方々の、仕事とプライベートのバランスを取ろうとする、「人生を楽しむ」ことに重きを置くライフスタイルを垣間見たことや、絵画や建築や音楽などの芸術だけでなく、本場のサッカーなどに触れる機会を多く得られたことが自らの関心を広げる良いきっかけとなりました。

MBA取得後のキャリアは?

MBAを通じて様々な原理原則とその重要性を学んだおかげで問題解決のスキルが向上したと感じます。具体的には、例えば、日々の業務で発生する様々な問題を解決する上で、本件の本質的な問題は何か、要は何なのか、を自ら問い、MBAで学んだフレームワークや思考回路を使うことによって、最適な解に結びついていることが多いと感じます。これらの基本姿勢は、日常の業務上でコミュニケーションをはかる上でも生かされていると感じます。

また、経営に関する幅広い分野を学びますので、自らのキャリアの延長線上では決して学ぶことが無かったであろうファイナンスやアカウティングなどの知識も得ることができたため、現在、新規事業関連の仕事をしておりますが、MBAの経験はアクセントになっていると感じます。

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