University of Southern
Europe (モナコ)
University of Southern Europe (以下、U.S.E.) は、‘魅惑のモナコ’(B-P.comコンサルティング時A氏による表現から引用)に位置する、アメリカのビジネススクールの良い部分とヨーロッパのビジネススクールのよい部分を兼ね合わせ作られた私立大学です。コートダジュールに位置する独立国、モナコ唯一の大学として、また、経営、経済学の専門大学としての役割を果たしています。大学では経営/経済の学士号と修士号のみを扱っていますので、‘大学’といえども企業系ビジネススクールに雰囲気は近い、ただし、学士号も行なわれていますし、地域の大学から修士号を受けるのではなく、その大学そのものから修士号をうけることができる‘大学’です。
講師や生徒の国際率、100%を誇るのでランキングなどにも国際率の部分ではこのU.S.E.は特別枠として除外されています。講師陣はイタリア、フランス、イギリスなどのヨーロッパ各地から訪れる事はもちろん、もともと、ヨーロッパのよさを活かしながら、さらにアメリカモデルをとりいれよう、という事で設立されているため、アメリカのビジネススクールの講師陣が多く訪れています。筆者がVisitした時もHarvardよりE-Commerceの講師がおとずれてレクチャーをしており、大変盛り上がっていました。
モナコは国際会議や企業のカンファレンス等が頻繁に行なわれる国際都市であり、ホテルや施設は東京並という事ができます。また、コートダジュールは知る人ぞ知るヨーロッパの通信のメッカで多くの超大手通信企業、コンサルティング会社がリサーチセンターやそれに付随するオペレーション舞台を構えています。当然、世界中からそれだけの人が集まるわけですし、なんと申しましてもお金持ちが税金対策のために(個人所得にかかる税金はありません)この国に資金をたくわえたり豪華な家をかまえているわけですので、必然的にお金がまわる⇒ビジネスがある、わけです。ただし、法人税はフランス同様とても高いので企業がここに大きなオペレーションをかまえる、という事はありません。
スクールは小規模でとてもアットホームな雰囲気です。気候のせいか生徒もスタッフも皆のびのびとしており、暗いイギリスに長くいる筆者などには、このスクールの国際性と生徒や講師陣ののびのびとした対応は眩しすぎるほどうらやましい環境です。皆が外国人で、また、英語を母国語としない生徒が何事もないように英語を話しているので英語ごときで頭をいためている日本人は見習うことも多く、よいカルチャーショックを相当に受けるかと思います。英語のコースももちろん充実しており、町にでるとフランス語、北に行くとイタリア語、スクールの中は英語、という環境にあり、生徒が住む場所は道をスクールから道を一本はさんだ物価の安いフランス領から通学する、というユニークな経験ができることと思います。
決してトップのトップ、というシリアスすぎるスクールではありませんが、高質でさまざまなメディアや認定機関にもきちんとした評判があるスクールです。一味違った国際的な環境でビジネススクールを体験したい方、地中海を堪能しながらMBAを取得したい方にはお勧めのスクールです。 |