IMD

御厨 太郎さん IMD/スイス2000年MBA在学生

プロフィール[インタビュー実施:Summer 2000]

1991年
慶応義塾大学理工学部管理工学部卒業
1991-1998
三菱商事株式会社入社空調機器の輸出、現地生産立ち上げ、3国間取引を担当。主にアジアで中国とアセアン5カ国
1999年
UNDP(国連開発計画)のコンサルタントとしてアフリカ・マラウィに派遣
1999年9月
USAのワシントンDCのJohn Hopkins University,
SAIS(School of Advanced International Studies)大学院の国際公共政策コースに入学
1999年12月
SAIS休学(2001年1月復学)
2000年1月
IMD入学(入学前に学生・業務含め15年の海外滞在経験あり)

MBAでどのようなことを学んでいらっしゃいますか?

IMDの学習方法の第一の特色は、GROUPSTUDYの比重が高いこと。1日3ケースを1.5時間GROUPで討議し、その後にCLASSでやはり 1.5時間程議論します。つまり1ケース3時間を1日3回繰り返します。その他にGROUPASSIGNMENTが多々あり、夜遅くまで、日曜も学校で GROUP部屋に閉じこもる事が多くあります。学生はそれぞれが各国でのビジネスに成功してきている自信家であり、Groupを纏めていく事も簡単ではないし、実際のビジネスと同じ硬直事態も毎日展開されます。期末の成績もGroupの成績の比重が高くなっています。Groupでの時間以外には個個の予習が1日5−6時間程度あり、自分の時間を探すのは非常に難しいプログラムです(もちろん土曜も授業があり、我々の要望があれば、先生も土曜の夜、日曜の昼に補講を実施してくれる)CLASSは85人が39カ国から集まっていますが、1ヶ国最大5人なので、偏りは一切なありません。平均年齢32歳のクラスメイトとのGROUP討論、CLASS討論は実際の経験に基づいていて教授から習うのと同じくらい学生同士から学べます。教授は教えるよりも、学生の各国での業務経験に基づく知識を引き出すDiscussionのFacilitatorが大きな役割です。
Marketing、Financeなど一流MBAとしてのHARDSKILLとともにGLOBALMANAGERとして必要なSOFTSKILLの両方をGROUPとCLASSでの活動を中心に学んでいます。

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか?
また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?

■ヨーロッパMBAを選んだ理由
1.学生のDiversity
2.他国・隣国との相互依存が絶対的に必要な地域のビジネスの興味
3.EUとその地域の経済の活力
4.EU,スイスなどとアジア・日本との類似性

■IMDを選んだのは?
1.学生たったの85人で39カ国から集まっている(小数精鋭教育)
2.平均年齢32際(業務経験が豊か、基本的に5年以上を要求)
3.2カ国以上での業務経験(基本的に要求するが、絶対条件でない)
4.2ヶ国語以上を要求(日本人は英語でクリア、絶対条件でない)
5.エグゼクティブ教育が中心(IMDの95%)で同じ教授がMBAを教えている
6.エグゼクティブとの交流が可能(隣の教室で受講している)
7.国際コンサルティングプロジェクト(企業のコンサルティング)が必修
8.スイスの好調な経済と製造業と良好な生活水準に興味
9.一年で全てを終える

IMD は私の希望・要望を満たしていますが、全ての人の要望を満たすとは限りません。特に若い人や今後のCareerが定かでない人には勧めません。業務経験の少ない人は入学できないが、できても授業についてくる事も生徒同士の刺激もなく、成績もひどいものになってしまうでしょう。またALUMのNETWORK はマンモスMBAとは比較にならない程小さいし,学校も拡大する方針なく、その分就職活動は不利になる点を覚悟する必要あり。また一年のMBAは詰め込みになる事が弱点で復習する時間は基本的にないし、休みもありません。

今後の目標

来年2001年6月にワシントンDCのSAIS卒業後、Emerging Marketsの中小企業支援、VB支援、Privatizationなどに関わる業務につきたい。

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大類 昇さん IMD/スイス2002年MBA卒業生

プロフィール[インタビュー実施:07/04/2004]

三菱商事株式会社 勤務
宇宙航空機本部 エアラインビジネスユニット
出身大学:米国 Columbia University BS Industrial Engineering 1991
入社 91年:三菱商事 情報産業グループ配属
主に、ODA、ベンチャー投資担当
1998-2001:英国三菱商事VCArm勤務
2003-現職

IMD での一年は、噂を遥かに超える体育会系スパルタ教育でした。入学する前からファイナンス等のテキストが3冊送られてきて、授業がスタートする前までに、全て読んでおくようにという指示がきた頃から感じてはいましたが、初日(1月9日)はいきなり夜中の1時までグループスタディルームというたこ部屋に押し込められていました。限られた時間、膨大なケースの量、グループメンバー・教授陣からのプレッシャー、、、プログラム開始からIMDとはChaos、 Pressure、Panic、Frustration、Anxietyを意味するものでした。ただ、実際のビジネスも常に混乱とプレッシャーがつきもので、それらプレッシャーを精神的に乗り越えることも学校側は学生に対する課題として与えていた様です。

IMD のプログラムはケーススタディを中心として、そのケースをスタディーグループで事前に討議します。翌日、学生90人全員で受けるレクチャールームで本番の討議・プレゼンテーションをするという形式になっています。レクチャーでは各学生は積極的にClass Participationすることが義務付けられています。Investment Bank出身の学生だったらM&Aのケースでは各々の経験・ノウハウをクラスにContributeするということが求められています。90名の前で発言することは最初はかなり抵抗がありましたが、徐々に慣れていくもので、とても良いトレーニングになっています。中途半端な意見を言うものなら、90名の学生から凄い勢いで非難を浴びます。毎日が戦いです。よって、レクチャーでは教授からはビジネス理論を中心に学び、実際の具体例、経験などは学生から学ぶといった感じです。

IMD はFinance、Marketing、Accounting、経営戦略等のHard Skillはもとより、国際感覚を磨き、問題解決能力を養うなどの Global Leaderとして必要なSoft Skillのトレーニングの比重が高いように感じます。各スタディーグループにはIMDとは関係を持たないコンサルタントが一名つきます。このコンサルタントを通じて、グループ内の人間関係の問題、Team Buildingの向上、個々の悩み等々を話し合ったりします。Team Buildingの一環で、スイスの冬山をグループメンバー+コンサルタントで登るという野外活動もありました。面白いもので、このようなOutdoor Exerciseをすると、徐々に自分たちの気持ち、考えを率直に話せる雰囲気が出来上がり、自然とチームが団結します。グループメンバーからは定期的に自分に対するフィードバックを受けます。自分の良いところ、向上すべきところを各メンバーから言い渡されます。相手の顔を見て、はっきり自分の考えを伝えるというのは簡単なようで案外難しく、精神面の良いトレーニングとなりました。

一年を通して辛かったことも多かったですが、後半からは学生全員+教授陣でボスニアヘルツェゴビナを一週間訪問したり、実践的なInternational Consulting Project(企業コンサルテーションで私はVodafone社のMarketing戦略に取り組みました)等もあり、学生達との密な付き合いも含め、生涯忘れることのない本当に素晴らしい一年だったと思い出されます。実際に職場に復帰し、IMDで学んだ事は体の心底まで浸透している事も現在痛感しており、あらゆる局面でIMDの経験が自信となり役立っています。

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古山 彰(こやま あきら)さん IMD/スイス2004年度 卒業生

プロフィール[インタビュー実施:01/2005]

1997年
慶應義塾大学法学部法律学科卒業
1997年
三井物産株式会社入社 文書部(法務部)配属
主に米州地域の法務業務に携わる
1999年
機能性化学品部に異動
2004年1月
IMD入学
2004年12月
ドイツ三井物産 デュッセルドルフ本店 化学品課勤務

(Mitsui & Co. Deutschland GmbH Chemical Division)

MBAでどのようなことを学んでいらっしゃいますか?

IMD では前半のBuilding blocksと言われるモジュールでファイナンス、マーケティング、ストラテジー等の科目を勉強し、後半は、International Consulting Project (ICP)といわれるコンサルティングプロジェクトが中心のカリキュラムになります。途中にはボスニアへのField tripやExecutive MBAの学生と一緒に授業を受ける選択授業、その他いくつかのプロジェクトがプログラムに織り込まれています。
br> IMD では単なる知識だけでなく、Group dynamicsを学ぶことが出来ます。授業ではケースを用いたディスカッションが中心で、Study Groupといわれる予め決められた6,7人のグループを中心に授業の予習やグループでの課題を行います。Study Groupで一日中一緒にいる為、グループ内の運営方法や意思決定に関しconflictも多々起こり、次々と直面する問題をグループで苦労しながら解決していくことにより、文化、経歴の異なる人間との接し方、意思決定のプロセス、また組織がどのように変化していくか等を学ぶことが出来ます。br> br> カリキュラムは月曜日から土曜日まで朝8時から午後5時30分まで授業(土曜日は12時まで)、その後はグループでの議論を夜中まで、その後各人の予習というスケジュールで、日曜日も個人の予習やグループワークで終日学校にこもることになります。カリキュラムを通じて、教授、スタディグループからの強烈なプレッシャーがあり、肉体的・精神的に大変ハードなカリキュラムです。このカリキュラムを耐え抜くことで、プレッシャーの中で確実に成果を出す能力や、やり遂げたという自信がつきます。

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか?
また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?

国際的な環境の中、非常に厳しいMBAプログラムでMBAを取得したかったのがIMDを選んだ理由です。私が在籍したMBA2004は89人の学生が36 カ国から集まってきており、majorityをしめる国籍がなく非常に国際的な環境でした。これはGlobalに活動する企業で働く自分にとって有益であると考えていました。

また、これまでの自分の経験から、厳しい環境に自分を置くことで自分が成長できることを実感していたので、世界で一番厳しい、軍隊式MBAと称されるIMDでチャレンジしようと考えました。

実際にIMDに行き、自分が思っていた以上の厳しさで肉体的・精神的に本当に辛い時期がありましたが、やり遂げることで得たことも大変多かったです。世界中から集まる人間と一日中接することで様々な価値観に触れ、学ぶことが多かったのは非常に貴重な経験でした。また、前半で習得したファイナンスやマーケティング等の知識を後半のICPを中心とした様々なプロジェクトですぐに活かすことが出来たのは、知識の定着、応用の点から大変役立ちました。

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企業研修プログラム / IMD

企業研修プログラム / IMD

ヨーロッパのトップランキングに位置付けられるビジネススクールです。 企業系ビジネススクールのため、コースは実践的、フレキシブルで対応が早い。 MBA以外に、企業研修用プログラムや短期プログラムにも定評があります。

スクール公式サイト

「The 人事部 」 2001年6月号掲載記事

2001 年6月4日付ファイナンシャルタイムズで発表されたエグゼクティブビジネス教育プログラムランキングで堂々一位にランクされたIMD。IMDは国際企業ネスレが母体の企業系ビジネススクールで、MBA、エグゼクティブビジネス教育を専門としています。したがって文部省の規制や、アカデミックな経営学という枠に縛られることはありません。教授陣の質は極めて高く、その時々に最も必要とされる最新のエグゼクティブ教育をフレキシブルに提供しています。エグゼクティブプログラムには、オープンプログラムと、各企業の要望に合わせてデザインされるカスタム(パートナーシップ)プログラムがあります。

IMD のオープンプログラムは、トップマネジメントフォーラム、ゼネラルマネジメント、リーダーシップとストラテジ、プロセスとファンクションマネジメントの各分野で、きめ細かいプログラムを用意しています。たとえばE-Businessといえば、ストラテジとバックエンドを一つにした概論として教えるビジネススクールが多数を占めます。しかしIMDでは、E-Businessはリーダーシップとストラテジに、E-Commerceはプロセスとファンクションマネジメントに分類され、それぞれのプログラムが用意されています。これはE-ビジネスの本質を正しく理解し、かつ現在のマネジメントイッシューをタイムリーかつ的確に把握していなければできないことです。
オープンプログラムの目的は、マネージャー教育の真のニーズに応えること。トップエグゼクティブからミドルマネジメントまでの需要に応じた充実した内容は、比類を見ないものとなっています。
http://www.imd.ch/programs/

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