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University of Wales, Aberystwyth

陶山 剛治さん Aberystwyth/英国2001年フルタイムMBA卒業

プロフィール[インタビュー実施:2001年夏]

1995-98
University of Wales, Aberystwyth (BSc. Business Studies)
1998-99
Tosmac Co. Ltd
1999-00
Eastern Trading Ltd.
2000-01
University of Wales, Aberystwyth(MBA)
卒業後 未定

なぜ欧州の(英国の)MBAを選びましたか?なぜAberystwythを選びましたか?

MBAを取得以前に英国に4年間いたのが大きい理由です。4年間の在学中及び日本で就職していた期間に何度かアメリカを訪れる機会がありましたが、自分にとってはアメリカよりも英国の雰囲気があっていました。 初めて英国へ渡る際に英国以外の国(アメリカ、オーストラリア)も検討しましたが、多くの留学生がアメリカ、オーストラリアへ留学していますし、英語の元の国である英国の英語を学びたいと思い英国を選択しました。
Aberystwythは、私の卒業大学でもあり、安全でさほど大きくなく、環境がよいので選択しました。英国のMBAは、殆どが1年間コースと短いので、新しい環境に慣れる為に時間を費やすよりは自分が知っている環境にいたほうが勉強に集中できると考えたのも大きな理由です。

現在のスクールは、その目的をどのように満たしていると思いますか?

AberystwythのMBAプログラムは2000年からAMBA (Association of MBA) に加入し、プログラムの質の更なる向上を目指している途中です。ですから生徒の意見が他のコースよりも反映されやすい環境で、 これからも年々向上していくことと思います。また、AMBAの規定により入学前に職経験を課すことになり、生徒の質が上がったとも思います。 生徒が社会経験を持っているので matureですし、自分が知らない業界の知識も身に着くことと思います。
2000年度のAberystwythにおけるMBAのフルタイムの生徒数は15人です。他の大学と比べ、とっても少人数ですので、生徒間、生徒と教授陣のコミュニケーションはとっても多いです。 教授や講師がきちんとMBAの生徒の名前で呼んでくれますし、生徒一人一人の状況を把握しているとのでとってもアットホームな雰囲気です。 また、ネイティブより外国人生徒の比率が多いのもAberystwythの特徴と思われます。国籍が同じ生徒が多いとどうしても同じ国籍の生徒で固まってしまうことが多いように思われます。

今後の目標を教えて下さい。

現在は9月に提出期限が迫っている卒論の作成に追われています。卒論のトピックの関係上、イギリスでの情報入手が難しいです。卒業後はまだ未定ですが、英国での就職を希望してます。 コンサルティング業界、特に人事戦略に興味を持っていますので、そういう関係の企業への就職を目指しています。

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中村 昌弘(なかむら まさひろ)さん Aberystwyth/英国2003-2004 MBA在校生

プロフィール[インタビュー実施:2004年4月]

1970年1月生まれ(34歳 2004年4月17日現在)
新日本製鐵株式会社において経理、財務、購買、人事、情報システムと幅広い業務を経験後、ITベンチャー企業に経営企画担当の役員として転出。 その後、伊藤忠テクノサイエンス社の経営企画、テレコム営業本部を経て、ウェールズ大学アバリ-スイス校MBAコ−スへ進学。卒業後は伊藤忠テクノサイエンス(CTC)社にて、 経営企画部 部長代行(予定)として勤務予定。

MBAのコースを受講していて、どんなことを学んでいますか?

1セミスターでは、経済学、統計学、会計学、HRM、組織論、マーケティングです。2セミスターでは、経営戦略、ファイナンス&管理会計、オペレーション、 サプライチェーンマネージメント、インターナショナルビジネス、ナレッジマネージメントを履修しています。1セミスターでは、経済学を学んだのが、初めてでしたので、 多少苦労しましたが、ゲーム理論などなかなか、全体的に興味深いものでした。
全体を通じて、興味深かったのは、経営戦略とオペレーションのクラスでした。
経営戦略は、5,6人でのグループワークで、私のグループ(ベルギー人、スペイン人、ギリシャ人、中国人2名と私で構成)は、自動車業界(ダイムラークライスラー社)の事業戦略について情報収集を行い、 分析を行いました。
私は、たまたま、他のメンバーよりも自動車業界に精通していたために、グループワークをマネージメントすることとなり、英語の問題もあり、苦労もしましたが、皆で協力して良いものができあがりました。

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか? また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?

(1)MBA進学の理由、目的

MBAにて、再び学ぼうと考えたのは、ベンチャー企業の役員をしていた際に、営業方針を巡って、同僚の営業担当の役員と議論を行った時の経験が契機となっています。 彼は、スピードを重要視するあまり、きちんとした分析や戦略的な視点が欠けており、彼の営業方針は、近視的になっていました。私は、彼と何度も議論しましたが、彼を説得することができず、 会社は、彼の方針に沿って、営業を行った結果、売上が伸びず、経営は、危機に瀕してしまいました。
結局、彼は、職を解かれ、退職し、社長自ら、営業の陣頭指揮を取ることで、社の経営は、事無きをえましたが、私は、その役員をきちんと説得できなかったことを猛烈に反省しました。 どんなに優れた知識や経験を持っていても、それを的確に人に伝えられなければ意味がないと痛感しました。私が20代に勤務した新日鉄は、社員教育に熱心な社風で、様々な仕事や研修を通じて、知識や経験を私にインプットしてくれました。

(2)欧州MBAを選んだ理由

欧州のMBAは、レクチャー、理論主体で、レクチャー前には、理解を確実に、また、深いものにするために、多くの本を読むことが求められます。また、アサインメントとして、多くのレポート、エッセイが出されます。 これらのエッセイを書くためにもかなりの読書量と深く考える力が必要になってきます。ディスカッションやケース中心のクラスも確かに興味深いとは、思いますが、自分の英語能力、 特にスピーキング&リスニングでどれほど、短期間に深い議論がアグレッシブできるか疑問でした。

また、私の目的である、「ビジネスやマネージメントを理論的、体系的に学ぶ」という面では、レクチャー、セオリー中心のクラスの方が適しているのではと考えました。

(3)現在のコースは上記の目的をどのように満足させているか?

レクチャーの予習やアサインメントのために、英語、日本語にてかなりの書籍や論文を読みました。 ただ、単に読む流すだけではなく、内容について、深く考え、論点や疑問点などをノートにメモして、教授の部屋を個別に訪れて、議論をしたりもしました。 (皆が真似すると教授のアポがとれにくくなるので、教授の部屋にいくのは、クラスメートには、内緒にしていました。)これらの読書、思考、議論のプロセスは、私にとって、楽しく非常に有効でした。

今まで、点として理解していた、様々なことが、線としてつながり、視野が広くなったように思えます。そういう意味で、ビジネスの理論的、体系的理解というの面では、個人的には成功でした。 ただ、クラスレクチャーそのものについては、私には、レベルが合いませんでした。レクチャーは、どうしてもクラスの平均的な生徒のレベルに合わせているために、職務経験豊かな生徒には、やや退屈であり、経験の浅い生徒には、わかりにくいものとなっていたようです。

経験の浅い生徒は、レクチャーだけでは、表面的な理解しかできていない人が多くいるようでした。(彼ら、彼女たちは、試験で苦労していました、個人的に話しをしてみると、 卒業後、他人事ながらこのレベルで大丈夫か?と心配になる人もいました)私は、レクチャーだけでは、力がつかないと思い、自分の勉強スタイルを早くに確立しました。 勉強とは、クラスに出席することだけではなく、むしろ、メインは、クラス外で問題意識を持ち、自分に与えられた時間、機会を自主的に活用することだと思います。

今後の目標を教えて下さい。

元勤務先の伊藤忠テクノサイエンス社から、戻ってきて働くように言われており、既に出国時に内定をもらっているので、経営企画又は、営業企画部の部長代行として勤務することと思います。 しかし、折角の機会ですので、様々な業界を見てみたいと思い、6月〜8月にかけてインターンシップに参加しようと思っています。
また、やはり、1年間の勉強では、短すぎると思っていますので、将来、海外または、日本において、パートタイムでのPHD(博士課程)への進学も考えています。(時間とお金が許せばですが)

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奥谷 公胤(おくたに まさつぐ)さん Aberystwyth/英国2004-2005 MBA在校生

プロフィール[インタビュー実施:2005年12月]

平成9年に大学卒業後、全国約8万の神社を包括する神社本庁に奉職。
主に国際課に勤務し、キリスト教、仏教、イスラム教など海外宗教や関係団体との国際会議などの渉外業務、海外の大学、研究機関、在外日本大使館や日系企業、 在日大使館や外資系企業などへの広報業務を行う。31歳。

MBAのコースを受講していて、どんなことを学んでいますか?

アバリーストゥイス校のMBAプログラムはジェネラルのみで(MScはマーケティング、ファイナンスなどがあります)、統計、エコノミクスなど10のコアモジュールと2つの選択モジュールを受講します。 選択モジュールはマーケティング・コミュニケーションとノリッジ・マネジメントを受講しました。授業は講師によってケース中心と講義中心となります。選択モジュールは両方ともケース中心でした。

通常の授業以外には、ゲストスピーカーの講演や、アウトバゥンド・アクティビティーなどがコースを通して提供されています。特にアバリーストゥイス校の特徴の一つである、アウトバゥンド・アクティビティーでは専用施設に合宿し、 プロのトレーナーが指導に付きます。頭と体を使って、理論と体験の両面から多国籍でのリーダシップ、チームワークを学ぶよい機会でした(このアクティビティーは生徒から好評で、今後回数を増やした方がいいという意見が多くあり、スクール側もそれに応じるとのことでした)。

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか? また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?

実家は代々神職で(社家といいます)、大学では神道を学び神社関係に奉職と、ビジネスとは無縁のキャリアでしたのでアカデミックな勉強をしたいと思ったことと、1年間で修了できることから、欧州を選びました。 他には留学にかかるコストが比較的安いこと、欧州諸国を旅行してそれぞれの文化・宗教事情などを見て回るのに便がいいことなどです。さらにアバリーストゥイス校は、クラスのサイズが小さいこと、 国籍のバランスがよいこと、講師との距離が近いこと、国立図書館が近くにあることなどから選びました。

2004/2005のクラスは、26名14カ国から構成され、欧米、中東、アジアとバランスのいいクラスだったと思います(日本人は私を含め2名でした)。平均年齢は36歳で、バックグラウンドも国連、カナダ政府、弁護士事務所、 会計事務所、証券会社、石油会社など、あらゆる職種から経験豊かな人が集まっていました。因みに神職は私だけでしたが、以前はバチカンからの生徒がいたようです。 またクラスのサイズが小さいので講師と生徒の距離が非常に近く、講師が大幅に時間延長して授業をしたりするフレキシブルさもあり、MBAの生徒は大事にされている感じがしました。授業以外でも講師といろいろ話をしたり、質問したりする時間が多く取れたことがとてもよかったと思います。

キャンパス内は全てワイヤレスネットワークが利用可能で、授業ではラップトップを持参してノートを執る生徒が殆どでした。大学寮の各部屋はビジネススクール、全ての講師、クラスメイトとイントラネットで繋がっており、 ネットワーク上での講師を含めたディスカッションなどもありました。授業で使用するハンドアウトなどもイントラネットを通じて事前に配布されます。 また国立図書館が直ぐ近くにあり、大学の図書館に無い書籍は大抵閲覧することができるので頻繁に利用しました。

ウェールズはイングランドと異なり丘が多く、特にアバリーストゥイスは自然が豊富で日本の地方と景観が似ていると感じました。都市部で勉強することも考えましたが、 大自然に囲まれ(カーディガンベイではイルカを見ることもあります)落ち着いて勉強し、思考するには非常によい環境でした。

今後の目標を教えて下さい。

英米両国のキリスト教界では、若年・壮年層を中心に伝統文化や教会離れが急速に進行している状況下において、ビジネスマネジメントのコンセプトやツールを理解してキリスト教界に合う形で積極的に取り入れ、 現状の改善と公益性向上の一助として努力を試みているところが非常に興味深く、また実際にそうした人々と会って交流を深めることができたことは大きな収穫だったと思います。

プロジェクトは神道・神社をマネジメントの観点から考察するというテーマですが、ビジネス世界のマネジメントをそのまま当てはめることは難しいので、 非営利組織のマネジメント、宗教組織のマネジメント関係の本などを新たに読み進めながら違いを確認し、日本固有の信仰である神道、神社の歴史と特徴をふまえつつ、プロジェクトを進めています。

またプロジェクトを進めるに当たっては、国内外のマネジメント、社会科学の識者や企業のトップの方々に示唆に富む貴重なご意見を伺うことができ、 さらにこれを切欠に米国のあるビジネススクールのMBAコースでケースとして取り上げて頂きいろいろな意見・アイディアを頂く幸運にも恵まれました。 神職として MBAを取得するのは私が初めてと思いますので、今後は「神社とマネジメント」をライフワークにし、さらに追求していきたいと考えています。

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奥谷 公胤(おくたに まさつぐ)さん Aberystwyth/英国2004-2005 MBA在校生

プロフィール[2006-2007ALC特別体験談より]

平成9年に大学卒業後、全国約8万の神社を包括する神社本庁に奉職。
主に国際課に勤務し、キリスト教、仏教、イスラム教など海外宗教や関係団体との国際会議などの渉外業務、海外の大学、研究機関、在外日本大使館や日系企業、在日大使館や外資系企業などへの広報業務を行う。31歳。

ヨーロッパのビジネススクールを選んだ理由は?

多文化・少人数の環境で勉強できることからヨーロッパのビジネススクールを選択しました。他には、離職期間が短くて済むこと、留学にかかる費用が比較的安く済むことなどが挙げられます。 アバリーストゥイス校は私が在籍した年は、欧米、アフリカ、中東、アジアから14ヶ国26名で構成され、バックグラウンドも政府機関や企業などさまざまでした。 講師との距離も非常に近く、講義以外でも質問などに多くの時間を割いてくれました。

授業はどうでしたか?大変だったことは?

短期間でカバーする領域が広いので、必然的に授業の密度は高く、テンポも速くなりますが、同時に授業内容も限定的にならざるを得ないところもあるという印象を受けました。 課題や試験でも求められる理解度を更に深めるためには、与えられたものとは別に個人的な努力を必要とする部分があると思います。 アバリーストゥイス校の場合、講師との時間も取りやすく、学校のすぐ側には国立図書館があり、大学にある蔵書以外の大抵の図書はそこで閲覧することが出来たので非常に助かりました。

好きな教授や科目は?

Richard GodfreyのStrategic Managementがタフな授業でしたが教え方が上手で、それぞれのモジュールで学んだことが一つになる瞬間が多く、一番エキサイティングな授業でした。

他国からのMBA留学生の印象は? 上手く付き合うこつは?

文化的背景の異なる人々と苦楽を共にして生活したことで、多くの刺激を受けました。自分の考えや思っていることを言葉ではっきり相手に伝えることが、文化的背景が異なる人と上手に付き合うコツかも知れません。

生活面で苦労されたことや、楽しかったことは?

生活の利便性や食事など慣れを必要とすることが多々ありましたが、一番苦労したのは気候の変化だったと思います。日本と比較して英国は、日照時間が夏は長く冬は極端に短くなるので、生活のリズムが崩れやすくなると思います。

MBA取得後のキャリアは?

現在はリスクマネジメントのコンサルティングファームで仕事をしています。MBAで学んだことが直接的に役立っている部分は僅かだと感じていますが、物事を考える基礎としてはあらゆる場面で役立っています。 その意味で、1年間徹底して思考することに集中する機会を得たことは、大きなプラスになったと思っています。
またリーダーシップやコミュニケーションなど習得に経験と時間を要するものも多分にありますので、勉強した効果というのはこれからの経験と共に徐々にあらわれてくるものと思います。

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