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University of Edinburgh Business School

山下 容子(やました ようこ)さん Edinburgh/英国2002-2003年 MBA在校生

プロフィール[インタビュー実施:Nov 2003]

1994年
大学卒業(専攻:国際関係)
独立系中堅システムインテグレータSEとして勤務
1997年
外資系コンサルティングファームへ転職
2001年
ビジネススクール入学準備の為退社。
知人の会社でコンサルタントとして働きながら入学の準備
2002年
The University of Edinburgh Management School 入学

MBAでどのようなことを学んでいらっしゃいますか?

MBA コースで学ぶことは大きく二つあると思います。一つは、StrategyやFinancialなどの知識を系統立てて学びつつ、 同時に論理的な考え方を身につけるということ。もう一つは、グループワーク等を通した様々なバックグラウンドを持つ人たちとの共同作業という経験です。 毎年コースを見直している様ですが、2003年度のコース内容は以下のようになっています。

Term 1: 8つの必須科目。講義が中心です。

Term 2: 必須科目のStrategyと3つの選択科目。グループワークやプレゼンテーションの機会が多くなってきます。 また、希望者には外国語のコースを取ることも可能です。私はフランス語の初級コースを選択しました。

Term 3: 引き続き必須科目のStrategyと2つの選択科目。及び、実際の企業に対してコンサルティングを行なうグループプロジェクト。 この地方の地名をとってLothian Projectと呼ばれています。私は、他の3名(イギリス人・アメリカ人・中国人)とグループになって、 スコットランドに拠点を持つリクルーティング会社に対して、Leedsへの進出に関する調査を行ないました。

Term 4: 卒業論文
それぞれの生徒は興味のあるテーマを見つけて、10000語以上の論文を書きます。
私のテーマは「Can Corporate Philanthropy Add Value to a Company」でした。

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか?
また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?

理由は3つ。1年で修士が取得ということは、経済的にも時間的にも大きなメリットであったこと。 歴史ある街並みや治安の良さなど、「日常生活を楽しむ」ということも重視したかったこと。 Edinburghは世界遺産にもなっている大変美しい古都で、人口50万人という生活するにもちょうどよい大きさの街です。 コースを終えて一年で去るときは、とても寂しく思いました。

そして、「失われた10年」と言われるように、かつてもてはやされた日本的な経営手法に大きな問題点があり、 一方でEnron事件に代表されるようにアメリカ的な経営手法に綻びが見え始めている中、 その中間のようなものがヨーロッパにあるのではないかと興味を持ったことです。 実際にコースを受けてみた結果、一歩引いて客観的に、いわゆるアメリカ的な経営手法を見ている、という印象を受けました。

今後の目標

これまでのコンサルティングの仕事は、クライアントのビジネスを黒子の様にサポートすることが中心でしたが、 今度は自分たちのサービス・製品を売る一般事業会社の中でこれまでの経験・MBAで得た知識を活かして行きたいと考えています。 また、コースの中で特に興味をもった分野(産業としてのコンサルティング・修論でとりあげたCoopoprate Philanthropy)について、 引き続き興味を持ち続けて勉強していきたいと思っています。

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谷口 栄朗(たにぐちえいろう)さん Edinburgh/英国2002年MBA卒業

プロフィール[インタビュー実施:09/2004]

谷口 栄朗さん
慶應義塾大学経済学部卒業。米国公認会計士。
大和証券SMBC等を経てエディンバラ大学大学院に留学。
MBAコース修了後、野村證券にて海外企業クレジット・リサーチに従事。
現在は米系格付機関のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)にて 事業会社の格付を担当。

なぜエディンバラ大学のMBAコースを選びましたか?

30歳過ぎの私費留学であったため、1年間のMBAコースが前提でした。 エディンバラ大学のMBAコースは、学生のバックグラウンドが多様であり(約 100人のコースに約40ヶ国の学生が参加)、 学生の平均年齢が比較的高いことが魅力的でした(2001年/2002年のコースの平均は31歳)。 反面、ブリテン島の北部に位置するため冬の寒さが心配されましたが、複数のイギリス人からの強い推薦や1583年設立という大学としての伝統、 及び比較的良好な治安等を鑑み、オファーを頂戴した複数の大学の中から最終的にエディンバラ大学を選びました。 スコットランドの首都であるエディンバラは街全体が世界遺産に指定されているヨーロッパでも指折りの美しい街です。 緑が豊かで空気が澄んでおり、近郊には低廉な費用でプレー可能なゴルフ場が多数存在します。博物館や美術館も多く、 コンサート等のイベントも豊富なため、勉強以外の生活も楽しみたい方には最適の場所と思われます。心配された冬の寒さについては、 東京と同程度という印象でした。

MBAは現在の仕事にどのように役に立っていますか?

大和証券SMBC在籍時、某企業のCBの海外発行に携わった際、 ウェールズ出身のイギリス人弁護士の英語が殆ど理解できなかったことが留学を考えた理由の一つとなっています。 MBA修了後に就職した野村證券では海外企業の分析に従事し、現在は米系の会社に勤務しているため、英語は仕事を進める上で必須となっています。 ウェールズに負けず劣らずアクセントの強いスコットランドに留学したことで英語の力は随分と上達したと思われます。 又、様々な業界出身の学生と交流したことや、金融や経済だけでなく、人材管理や工程管理、組織構成、事業戦略、マーケティング、 倫理等の側面からビジネスを見る基礎を学ぶことが出来たことも、定量分析のみならず、 定性分析も十分に加味した総合的な観点から企業の信用力を判断するという現在の業務に幅広く役に立っています 。精神面が鍛えられたことも無形の財産です。英語でのコミュニケーションであるために相手の言っていることが十分に理解できず、 自分の言いたいことが満足に伝えられない辛さは日本では経験する機会が殆どありません。それでも、忍耐強く意思疎通を図り、 自分の持っている能力を惜しみなく提供することで、最初は困難であったクラスやグループ・プロジェクトに貢献することができ、 併せて多くのことを学ぶことが出来ました。

今後の目標

日本の経済力の世界でのプレゼンスは依然として大きく、日本の資本市場の改善は、世界経済の発展に大きく資すると思われます。 現在の業務を通じて国内外に日本企業の情報を積極的に発信し、日本の資本市場の発展に貢献していきたいと考えています。

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A.S.さん Edinburgh/英国2004−2005年MBA在校生

プロフィール[インタビュー実施:June 2005]

外資系素材メーカーで、企画、生産管理、経理を担当した後、2004年9月に退職。
エディンバラ大学マネージメントスクールでMBAコースに参加。。

MBAでどのようなことを学んでいらっしゃいますか?

入学後3ヶ月は通常の講義スタイルで、8科目をこなしました(すべて必修)。 すべての科目をきちんとすることは私には不可能でした。そのため逆に、常に優先順位を考えるようになりました。 年明けからはケーススタディーと選択科目です。ケースでは、欧州、米国および日本の企業がバランスよく取り上げられていました。 選択科目では、私は専門の経理財務関係と、逆にまったく実務経験がない人事管理のコースを選択しました。 いずれの科目もグループワークが多く、日中は大部分が会議でした。数多くの会議に参加するうちに、 欧米の人たちの会議の進め方や考え方を学べたと思います。

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか?
また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?

やはり少人数で手が行き届いている、ということが魅力的でした。スクールのスタッフも教授陣もフレンドリーで、 サービス精神に溢れています。こちらから求めさえすれば、とても協力的です。

また、勉強ということだけではなく、折角の海外生活を楽しみたい、という気持ちもありました。 エディンバラは世界遺産にも登録された本当に美しい街です。

また、こちらでは何かといえば呑み会があります。私は大勢の人(ましてや外国の方)のいる場に行くのが余り得意ではなかったので、 こうした場を活用して社交性も身につけられたと思います。

今後の目標

MBAを通じての最大の財産は、自分の長所や課題がはっきりしたことだと思います。 今後どのような職に就くにせよ、そうした点を意識しながら、能力の向上に努めて行きたいと思っています。 また、実務だけではなく、常にアカデミックな観点ももち続けて行きたいと思っています。

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深町 博人(ふかまち ひろと)さん Edinburgh/イギリス2005-2006 在校生

[2006-2007 ALC 特別体験談より]

ヨーロッパのビジネススクールを選んだ理由は?

アメリカのMBAの場合、たいていのコースはアメリカ人主体でアメリカのビジネスを学ぶという感じですが、 それに対してヨーロッパのMBAは各国の事例をコースに取り込んで混ざり合っていると思います。 私のこれまでの職務経歴ではアジア方面でのビジネスが中心だったので、欧米を広く取り込めるヨーロッパのビジネススクールの方に強く興味を惹かれました。

また30代半ばという年齢を考慮したとき、2年のキャリアブランクは長すぎると感じたことと、 2年間のMBAコースで1千万を超えるような大きな投資をすることに対して、直接的なメリットを感じにくかったことにより1年制のコースで学ぶことの方が良いと考えました。 英国の場合、1年制のコースが主体であり選択肢が多かったことが決め手になりました。

授業はどうでしたか?大変だったことは?

確かに、1年制のコースは忙しいと思います。 特にEdinburghの場合、第1セメスターで8科目を履修するので留学生にとって全てを完全にカバーするのは容易ではありません。 私の場合は、うまく優先順位をつけて、クラスメートと協力しながら共に学び何とか乗り切りました。 第2セメスターでは、選択科目主体で科目数は半数になりますが深く掘り下げて学ぶことが求められ、 またグループで或いは個人での課題も多く慌しい期間であることは変わりません。第3セメスターは1週間集中講義が主体になってきますので、 短期的にはかなりハードな時期ですが、より実務に近いケースで授業が行われるコースが多くなるのでこれまで以上に興味を持って学べると思います。 いかにクラスメートたちとうまく協力してどう乗り切るかというのは年間を通じての課題だったように思いました。 1年制MBAプログラム特有の年間を通した忙しさを体験することになります。

好きな教授や科目は?

Edinburghの場合、講師陣と学生の距離はとても近いと思います。特にコースダイレクターはアポ無しでいつでも相談や議論ができます。 いい講師は何人も居ますが強いて挙げるとすれば、M&Aの授業を担当していたDr. Paul Andreです。 一番の特徴は、国際的なクラス編成の中でもうまく講義が出来るということではないかと思っています。 英国人の講師の場合、説明の英語そのものが難しいことが多々ありますが、彼の場合は、明瞭かつ的確な説明で熱心に授業を行います。 そのため、学生からの積極的な質問が多く、いつも時間内で授業が終わらなくなるのですが追加授業で自分の時間を割いて補足してくれています。 教えることに非常に情熱をもった講師です。その分、授業の負荷はトップクラスですが、学べることも多いと思います。

他国からのMBA留学生の印象は?上手く付き合うこつは?

私がクラスメートから受けた印象は、クラスの平均年齢が31〜32歳で一定以上のビジネス経験をもった大人の雰囲気が感じられるといったところです。 彼らは自己主張もそれなりに強いですが、一方で日本的な心遣いも同時にするように感じます。 特に多くのEU出身者はイエス・ノーを単にはっきり言うだけではなく、相手を立てることも忘れずに気を配っていると思います。 その分、日本人であることはプラスに作用していたように思います。コミュニケーションが取れれば取れるほど、そのメリットを活用できるでしょう。 私も、議論で単調に白黒つけるだけでなく、うまく日本的な相手に対する気遣いも合わせて出来るように気をつけていました。 英国人もその点では同じだったと思います。またクラス内だけでなく、 パーティーやパブでの飲み会でも積極的に参加していく中でクラスメートとより親密な関係を作っていくことがグループワークやネットワーキングには重要であると思います。

生活面で苦労されたことや、楽しかったことは?

Edinburghの場合、街中ではスコットランド訛りが多く、最初は買い物やパブで店員の話が理解できませんでした。 しかし土地柄、観光客や留学生も多く、外国人にも慣れていることもあってか、人々はとてもフレンドリーです。 Edinburghは都会であるけれども、おっとりした雰囲気のある町だと思います。 便利で治安も良く家族で住むには英国の中で最適な町の一つだと言えます。 またウィスキーが好きな人にとっては、ここは幸せな土地だと思います。 手ごろな値段で、本場のシングルモルトウィスキーが楽しめます。 こちらへ留学してからウィスキーの魅力に取り付かれた人も結構いるようです。

MBA取得後のキャリアは?

MBAの後が、本当のスタートではないかと思っています。 実際のビジネスの中で学んだことと実務をすこしづつリンクさせていけたらいいなと思っています。 多面的にビジネスを見るための基本トレーニングをMBAで行ったので、次はマネージャーとして仕事をしていくことを通して、 基礎知識をより実務レベルに近いところまで昇華させ、経営に対する理解をこれまで以上に深めてより仕事に付加価値を増すことが出来ればと考えています。 将来的に経営陣で会社を運営できる立場に立てれば理想です。

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