実家は代々神職で(社家といいます)、大学では神道を学び神社関係に奉職と、ビジネスとは無縁のキャリアでしたのでアカデミックな勉強をしたいと思ったことと、1年間で修了できることから、欧州を選びました。他には留学にかかるコストが比較的安いこと、欧州諸国を旅行してそれぞれの文化・宗教事情などを見て回るのに便がいいことなどです。さらにアバリーストゥイス校は、クラスのサイズが小さいこと、国籍のバランスがよいこと、講師との距離が近いこと、国立図書館が近くにあることなどから選びました。
2004/2005のクラスは、26名14カ国から構成され、欧米、中東、アジアとバランスのいいクラスだったと思います(日本人は私を含め2名でした)。平均年齢は36歳で、バックグラウンドも国連、カナダ政府、弁護士事務所、会計事務所、証券会社、石油会社など、あらゆる職種から経験豊かな人が集まっていました。因みに神職は私だけでしたが、以前はバチカンからの生徒がいたようです。またクラスのサイズが小さいので講師と生徒の距離が非常に近く、講師が大幅に時間延長して授業をしたりするフレキシブルさもあり、MBAの生徒は大事にされている感じがしました。授業以外でも講師といろいろ話をしたり、質問したりする時間が多く取れたことがとてもよかったと思います。
キャンパス内は全てワイヤレスネットワークが利用可能で、授業ではラップトップを持参してノートを執る生徒が殆どでした。大学寮の各部屋はビジネススクール、全ての講師、クラスメイトとイントラネットで繋がっており、ネットワーク上での講師を含めたディスカッションなどもありました。授業で使用するハンドアウトなどもイントラネットを通じて事前に配布されます。また国立図書館が直ぐ近くにあり、大学の図書館に無い書籍は大抵閲覧することができるので頻繁に利用しました。
ウェールズはイングランドと異なり丘が多く、特にアバリーストゥイスは自然が豊富で日本の地方と景観が似ていると感じました。都市部で勉強することも考えましたが、大自然に囲まれ(カーディガンベイではイルカを見ることもあります)落ち着いて勉強し、思考するには非常によい環境でした。 |