まず、課題概要の説明をします。課題(ケーススタディ)ではグループワークと個人ワークに分かれ、それぞれ同じ分量の勉強量が必要となります。グループでも、担当箇所の調査をし、グループワークの総体としてレポートやプレゼンを行います。問題点としては1年コースと短いので、詰め込みの感があることです。時間的制約が厳しく、十分な討議が出来ないまま、グループ内での分割作業的になってしまうのも事実、言い換えれば個々人の得意分野や役割がグループ内で自然にでき、効率性が作業の中で出てきたとも言えます。しかし、これが2年コースであったらどうでしょうか。もしかしたら、「課題、作業」とは関係のなく、様々な意見を交換でき、より広い視点でグループワークに取り組むことができたかもしれません。個人ワークも同様に、図書館でのリサーチ、レポート作成にあたってのプロセスで効率性が要せられました。スキミング等のスキルの向上と情報収集の迅速化が求められ、関連性の高いものを拾い上げることのみに集中し、広く、違った視点の文献を探す余裕がなかったのも事実です。対応策として、調査前に課題に対する仮説を組み、その後その仮説をサポートする文献と対抗説を探し、加えて、賛否両論(Argument)を作りこむといった作業性重視になりました。
授業密度についても同様で、上記コースワークとの絡みで時間がなく、授業に対して毎回予習復習ができず、その内(特に試験前)はそれなりに出来たチーム(自然発生的)で授業内容のカバー(主に復習)、そして試験対策をするようになりました。
ポイントとして、英国のMBA(1年コース)は授業や課題の量は2年コースと変わらないため、詰め込みになりがちです。しかし、チームワークをうまく活用し、チーム内でWin−Winの関係作りをしておけば、自然と日程調整や調査分担ができます。得意不得意(つまり時間のかかる科目、かからない科目)に係わらず、バランス良く学ぶことが可能となっております。もちろん出来る方は全て自分で勉強、共有化を一切しない方もおりました。しかし、ケースバイケースで柔軟にチームを作るということも大事です。私にとっては、英国でのMBA(1年コース)ではチームワークは不可欠であったと言えます。もっとも大変だったことはタイムマネージメント(時間管理)でした。
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