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 Y.W. さん Glasgow/イギリス 2003-2004 在校生
 

| 2006-2007 ALC 特別体験談より|

 PROFILE :

 

 

 

   

ヨーロッパのビジネススクールを選んだ理由は?

 

私が欧州のMBAを選んだ主な理由は以下の3点です。

期間的な制約があったこと

ビジネス知識と同時に国際感覚も身につけたかったこと

スコットランドという土地に対して特別な思いがあったこと

私の場合、留学に関して期間等での制約があったため、1年間で終了するコースを中心にMBAを探しました。欧州のMBAはほとんどが1年間のコースですので、それほどのキャリアブレイクにもならず、また経済的負担も比較的軽いため、コストパフォーマンスは良いと思います。
  アメリカのMBAの場合は、北米出身の生徒が多いと聞いておりますが、その点、欧州のMBAはEUを初めとして様々な国から生徒が来ているため、ディスカッション等を通じて自然とバランスの取れた国際感覚を身につけることが出来ると思います。ただ、私の場合は、中国系の留学生が多かったため、やや偏った構成ではありましたが、それでも中華系諸国の勢いを肌で感じることが出来た有意義な1年でした。
  スコットランドは10年程前に私が初めて訪れた外国あり、特別な思い入れがありました。自然が豊かで、人も穏やかですし、住み易いところだと思います。またロンドンと比較して日本人の数も少ないので、生活するために必然的に英語を沢山話さなければならず、語学の上達も早いと思います。

 

授業はどうでしたか?大変だったことは?

 

確かに1年間は長いようで短く、密度の濃いものでした。一番大変だったことは、時間的なことも含めて、自分で目標や計画を立て、それを着実に実行していくことでした。これは仕事にも言えると思いますが、詳細な計画を立てたとしても、突発的な事象は起こりますし、予想外に時間がかかり計画に遅れが出そうなこともあります。また1年間と期間が短いため、コースの内容もかなり詰まっているので、もともとスケジュール自体がきついということもあります。そういった時に、落ち着いて対応策を立て、それを実行していくには、それなりの精神力・実行力が求められますので、そう言った点は大変かもしれません。

 

好きな教授や科目は?

 

私が最も興味を持った科目はマーケティングや戦略論系の科目です。情報の収集・分析及び効果的な計画の立て方を体系的に学ぶことが出来た点に非常に興味を感じました。私のバックグラウンドが監査や会計なので、ファイナンス系の科目についてはある程度知識があり、それほど目新しいことはありませんでしたが、マーケティングや戦略論など、いわば顧客を意識した論理の展開は非常に新鮮でした。今後、コンサルタントとして活動していく場合、効果的に分かりやすく顧客にメッセージを伝える術をここで学べた意義は大きいと思っています。

他国からのMBA留学生の印象は?上手く付き合うこつは?

 

他国からの留学生の印象は大まかに言ってその国のお国柄が出ていると感じました。

スコティッシュ:気さくである。飾らない。

アメリカ:サービス精神が旺盛である。ユーモアのセンスがある。

フランス:調子が良いときと悪いときの差が激しい。(気分が乗らないとやらない)

アフリカ:豪快。精神的な強さを感じた。

中国:自分の意見ははっきり言う。一度友人になると面倒見がよい。

台湾:感覚的に割と日本人に近い感じ。

香港:自分の意見を持ちつつ、バランスの取れた対応が出来る。(持って生まれた国際感覚なのでしょうか?)

彼らから受けた刺激としては、やはり常に前向きな姿勢であることですね。特に中国の留学生などはたえず動きながら次の良い選択肢を狙うという感じで、非常にたくましい印象を受けました。変化の早い時代にはこういう生き方の方が強いのかもしれません。また、上手に付き合うコツとしては(コツかどうか分かりませんが)、裏表なく正直に付き合うことだと思います。日本的に本音と建て前を使い分けても、行間を読むなど、こちらの意図を汲んでくれることはほぼないですので、ストレスが溜まって疲れるだけです。ですので、本音で素直に付き合うのが一番良いと思います。異なった文化的背景を持った人たちと一度にこれだけ沢山知り合える機会はそうないと思いますので、この貴重なチャンスを活かして今後に繋がるような人脈を築いていただければと思います。

生活面で苦労されたことや、楽しかったことは?

 

生活面で苦労したことはあまりないですね。要は気の持ちようだと思います。確かに、日本と違うことは沢山ありますし、小さなトラブルも多いですが、それが英国流なのだと思って受け入れてしまえば、別に大したことではないと思います。(実際、現地の方はそうして暮らしているわけですから。)強いて言えば、たまに作る和食の食材の高さに閉口したことくらいでしょうか。

楽しかったことは、友人との交流です。私は中国からの留学生とフラットをシェアしておりましたので、時々友人を招いて、夕食を一緒に作ったりしました。お互いの食文化の紹介にもなって大変良かったと思います。お陰で私は、各種中華料理を覚えることが出来ました。

MBA取得後のキャリアは?

 

日本国内に留まらず国際的な環境下で、グローバルな規模でビジネスを展開している企業に対し、事業拡大に有意義な革新的なプランを提案していきたいと思っています。MBAで学んだこととしては、やはりマーケティングと戦略論が役に立つと思っています。顧客へのプレゼン資料の作成の際も、概念等の基本的な枠組みはMBAで学んだことが活かせると思います。英国のMBAで良かったと思うことの一つとして、ケーススタディ等の最新事例のマスターに重点を置くよりも、理論や概念等の基本的な部分に重点を置いているので、知識が陳腐化せず、また応用が利き安いということが挙げられると思います。

私は幸いにも1年間のグラスゴーMBAを通じて、ビジネスの基本的な知識の習得だけでなく、広大な中国大陸に沢山の友人を持つことが出来ました。将来はそうした人脈も活かしつつ、中国や香港などで有益なビジネスプランの提案を通じて社会に貢献すると同時に、自分自身も引き続き成長させていきたいと思います。

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