私は最初に自分の年齢と職歴を考え、MBAコースの選択において2つの点を重視しました。期間の長さと実践性です。北米には幾つか魅力的な学校があったのですが、2年という期間は当時の年齢を考えると長いと考え、また北米は平均年齢も若いことから、期間も比較的短く、平均年齢も高めのヨーロッパの学校を優先的に検討していきました。
実践性を重視したのは、私の年齢を考えると卒業後に応募するポジションは大方、即戦力を問われるはずなので、決してアカデミックに偏りたくないと考えてい為です。実際に欧州のMBAプログラムの中で選択教科の比重やその内容を見ていくと、御存知の通り欧州の殆どの学校が1年制であり期間的にも限られている為、選択教科の充実度が少ないことが気になりました。その中で、企業プロジェクトをベースにしたマンチェスターのMBAが内容的にも、また18ヶ月という期間の点でも自分に最適であることが分かりました。
マンチェスターでは、最初の基礎教科の履修を終えると、全ての生徒がクライアントをもったプロジェクトに携わります。また、ほとんどの選択教科において、最終的に顧客へのレポート提出が求められており、特に最後の3ヶ月間は、世界の有名企業のもとでアジア、北米、欧州などグローバルなプロジェクトを受け持つことが出来るので、非常に実践性に力を入れていることが分かります。
私がMBAに進んだ最大の理由は、卒業後に従来の金融分野から、コンサル、事業企画部門へキャリアを変える準備をすることであり、マンチェスターに来たのは、そのキャリアのギャップを埋める為の、実践的な知識と経験を積むことを目的にしていました。
実際マンチェスターでは、企業プロジェクトを通して幾つかの問題解決を経験し、自分なりのプロセスを身に付けることができてきましたので、ここでの経験は価値あるものとなっています。また顧客折衝を伴うことで、クライアントマネジメント、プレゼンテーション、プロジェクトマネジメントなどインターナショナルな場での訓練にもなっています。個人的にはこれまでの内容に満足しています。加えて、小数でのプロジェクトですので、教授陣とのコミュニケーションも厚く、彼らには卒業後のネットワークという面でも期待しています。 |