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 中尾 晃政 (なかお あきまさ) さん Sheffield/英国  2002-2003年 MBA在校生
 

| Written Oct 2003 |

 PROFILE :

Sheffield MBA 2002-2003在籍

国内ソフトウェアベンダーにて、企画開発、WEB系のソリューションSEを
担当後退職、渡英。

シェフィールドMBA卒業後、国内大手メーカー の電子システム事業部に所属し、現在は、米系リサーチファームにてIT産業のIndustry Analystとして活躍中

   

MBAでどのようなことを学んでいらっしゃいますか?

 

MBAは基本的にマネージメント全般を学ぶということで、どの大学においても必修科目にそれほど違いはないと思いますが、ここシェフィールドのMBAコースは、専門課程で、General Management, Finance, Technology Management, E-businessの4つのコースに分かれるユニークなプログラムになっており、わたしはそのE-businessコースで学びました。総じて、シェフィールドのMBAはどの科目においても基礎的な知識をしっかり身につけるというスタンスが感じられ、比較的やさしいアプローチで教わることが出来たように思います。前期は、基本科目としてBusiness Economics & Strategy, Marketing principle, Finance, Organisational behaviour, Management Information, Operational Managementを学び、後期はAccounting, Marketing Management, Technology Management, Human Resource,専門科目のE-business, Enterprise Experienceです。後期は、特により実践的なアプローチで取り組むことになりました。専門課程のE-businessでは、グループワークが中心で、中でも「バーチャルカンパニーをつくる」という課題では、E-businessを立ち上げる上での必要な要素を実際に体験しながら学ぶことができ非常に楽しかったです。またEnterprise Experienceでも、グループワークで、実際の起業のコンサルタントとして製品のコマーシャライズのための調査を行い、MBAで学んだ要素を活用できるよい機会となりました。

 

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか? 
また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?

 

私は4年間ソフトウェア会社で勤めていました。MBAを取ろうと思ったきっかけは、特に仕事に不満があったからではありませんでした。入社2年目から、企画部で責任のある仕事を任され、むしろ充実した日々を送っていました。海外製品の調査のため、一人でアメリカへ行くこともありました。新しいことを形にしていく難しさと楽しさを味わえた4年間でしたが、仕事の幅が広がるほど自分の「力不足」を感じたことがきっかけでした。つまり、ビジネスをする上で、もっとよりよい「意思決定」がしたい、できるはずだと思い始めたわけです。マネージメントはもちろん、ビジネスをする上で重要なことは、結局「よりよい意思決定」をすることだと思います。MBAはまさにそのための道具がたくさんつまっており、基礎的な知識はもちろん、いろいろな観点からの分析力を身につけるには、一番良いと判断したからです。

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は、大学時代にイギリスに留学した経験もあったため、まず生活に馴染みやすいとおもったこと、それから1年で取得できるという時間的なメリット、そして経済的にも比較的負担が軽いと判断したからです。

準備期間の観点からもメリットがあります。ヨーロッパのMBAはGMATを要求している大学が少ないこと、そして比較的入学審査のプロセスが早いことです。実際私は5月に願書を出し、6月末にはコンディショナルオファーをもらっていました。

コース内容に関して言えば、アメリカのMBAは、2年かける分、それなりに理解力も深まるし、ハイレベルになるだろうと思ったのですが、マス教育的なイメージが抜けきれず、アットホームな雰囲気で学び、とりわけ基礎的な要素をしっかり身につけたいと思っていた私にとっては不向きと判断しました。実際ヨーロッパのMBAはどこもだいたい100名くらいで、少なくとも一年いっしょに勉強していれば、全員のことがわかりますし、そういう意味でも、生徒間の交流、また教授との交流も多くなると判断したからです。

これらの点を踏まえ、イギリスのMBAに決めたわけですが、実際に参加してみてその通りであったと言えます。MBAは、非常に膨大な量の知識を一気に学んでいきます。その中でやはり大事なのは生徒間の交流で、試験前にディスカッションに行ったり、わからないところを助け合ったり、悩み事があっても相談に乗ってもらえたりと、1年を通じて多くの友達のサポートがあって、今の自分があると感じています。そしてそのことに非常に満足しています。

 

今後の目標

 

今後の目標はまず卒論を仕上げることです。就職に関しては、未定です。MBAを取る前は、今までのITの知識を生かしてITコンサルタントを目指そうと心に決めていたのですが、今は特にITの分野にこだわらず、この1年間で得た知識を実践で生かせる場を探したいと思っています。漠然としていますが、企業にとってよりよい「意思決定」をするためのサポートをしていきたいと考えています。

 
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