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卒業生の体験談とビジネスパラダイムのリクルートメントマーケットでの過去の経験を以下のようにまとめてみました。

 
   

ジョブマーケット

   

 ビジネススクールへ直接問い合わせをしてくる企業

MBA期間中、さまざまな企業がビジネスクールを訪れセミナーを行ったり、卒業生・提携スクールからの紹介、掲示板の張り紙、キャリアセンターや講師陣とコンタクトをしている企業などMBA学生は在学中から企業から見つめられています。

最もどの企業もできるだけ優秀な方、会社に最も適していると思われる方を手に入れようと考えていますので、ただMBAの在学生として待っていれば自動的にコンタクトがくる、ということではありません。興味のある企業には自分からも積極的にコンタクト、応対するなど心がけましょう。

多くの場合企業は、特に日本人と絞ってくるわけではありませんので、欧州などで仕事をさがされている方等は、EUパスポートを持っており、EUにてマネージメント経験があり、3−4ヶ国語を流暢に話す現地の生徒たち比べられることなるかもしれません。その中で、自分は何をその会社にもたらすことができるのかをよく分析してコンタクトをされるとよいでしょう。

 

 ビジネススクールへ問い合わせをしてこない企業

MBA卒業生を大人数必要としない企業、特にMBAと限らないポジションなどは現地のリクルートメント会社、メディア、自社のWebサイトなどで募集要項をだしています。MBAを大人数必要とする会社は、通常、コンサルティングファーム、ファイナンス、一部のメーカーなどに限られており、また、企業もすべてのビジネススクールをまわることはできませんので、特定のスクールのみにコンタクトを限っている場合も多いかと思います。そのような場合には、自分から興味のある企業へコンタクトをする必要があります。漠然とその企業にコンタクトをするのは担当者をさがしあてるのに時間がかかる場合もありますので (ご存知のように人事部がいつも全ての権限をもっているわけではありません。)、キャリアフェアに出席する、リクルートメント会社などに積極的にコンタクトをするなどといった方法もあげられます。

 

 キャリアフェア:
<Pros>
MBAを対象としているキャリアフェアであれば、効率的な情報集めとなるし、様々な企業の担当者と直接話をすることができる。そこで知り合った他のスクールの在学生などと情報交換ができる。関連サービス会社などが出席している場合は、それらの会社からも有益な情報を得ることができるかもしれない。

<Cons>
MBAのみを対象としていないキャリアフェアの場合は、時としてMBA用のポジションがなく、無駄足に終わることも多い。多くの日本人用フェアには、日本のポジションばかりを扱っていることも多く、海外で仕事をしたい日本人には当てはまらないことも多い。逆にローカルの母体が行っているキャリアフェアは、労働許可証の取り扱いなどを知らず、はじめから話にならない事も多い。フェアでは担当者も何百人というCandidatesに1日で会うわけですので、後でコンタクトをした時もあまり覚えられていないことも多い。

 リクルートメント会社:
<Pros>
ほとんどの場合は、無料コンサルティングをおこなっているので、現地の就職市場・日本人マーケットについて等必要な情報をえる機会を持つことができる。また、自分のキャリアを親身に話し合ってくれるコンサルタントとめぐり合うことができれば、長期にわたってベネフィットを受けることも多い。リクルートメント会社は大変多くの企業とコンタクトがあるため、興味のある会社の担当者、採用形態、組織の詳細などの情報をつかんでおり、現在、ポジションがあればそのままインタビューのアレンジになるかもしれない。

<Cons>
多くのリクルートメント会社では、コンサルタント自身がMBAホルダー(もしくは同等以上)でなく、MBAについての理解を全くしておらず、話が通じない。また、マネージメントの仕事という位置付けもほとんどわかっておらずセクレタリーをさがすのと同じような感覚で対応する。よって、自分がしらない間に履歴書を会社に送られたり、的外れなポジションばかりを紹介してきたり、対応がルーズであって腹が立つことも多い。
リクルートメント会社を探すときには、その会社の評判、そして、担当するコンサルタントの人間性を見極めてから話をすすめるとよいでしょう。

 

 広告を全く出さない企業

MBAレベルのポジションは、多くの場合、会社の戦略にかかわることも多く、また、相当なトップを採用する場合にはそのポジションに人がいないとうのは会社の評判にもかかわる事もあるため、宣伝などは全く表向きにださない会社も多くあります。これらの場合は、自社のネットワークで人を探す他、リクルートメント会社やエグゼクティブサーチファームに依頼し、会社名を伏せて人を探させることも多くあります。

「情報は力なり」 − 常に様々なネットワークをキープしておく事、新聞などで合併、海外進出、マネージメント陣のチェンジなどの情報をよくつかんで可能性を考えてみるとよいでしょう。

 

 ポジションがその方のために作られる場合

 

マネージメントの仕事を探すという事 参照

 
 
   

タイミング・スケジュール

   

欧州の多くのMBAは1年間です。米国などのMBAの場合は、就職活動はMBAスタートすぐ、場合によってはスタート前に卒業後の仕事を考えはじめるよう報じられている事も多いようですが、MBA入学準備と同様、欧州では個人差もありますが、一般的に比較的のんびりしています。

理由は:

 

1年のプログラムのため、MBA卒業直後にあせって仕事をさがさなくても時間的・気持ち的・金銭的に米国や日本等のMBA卒業生に比べると余裕がある。

MBAが1年ということは決して楽なカリキュラムなのではなく、2年分をクリスマス・夏休暇なしで集中的にこなすカリキュラムになっているため、実質上、MBA在学中に就職活動を行う時間は困難である。

MBA入学時に受験戦争ではなく、‘人'と‘スクール'のマッチに焦点が絞られているので、お互いの将来の方向性がはじめから合っており、スクールや学友がその産業に通じていることが多く、ネットワークから得られる情報やアレンジも多い。

 

変化が激しい現在では、その企業が一年後にどのようになっているか予測することは困難です。また、MBAを通してどのように自分が変わっていくのかもわからないと思いますし、興味深い最終プロジェクトに出会い、提出・卒業を数ヶ月延長するということも珍しくありません。早めに準備をするに越したことはありませんが、1年中その企業に追いまわされたり、契約書などを書いて縛り付けられないようフレキシブルな状況をキープされる事も考えられるとよいかもしれません。

 
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