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   マネジメントの職を探すということ
 

MBAを卒業したら、投資した分を回収したい、より高いレベルのマネージメントの仕事をしてみたい、まわりにいる現地のMBA在学生/卒業生はこのくらい給料をもらっているから自分もこのくらいだろう、などと漠然と考えている方も多いかと思います。もちろん、そうであるべきだと思いますが、そのためには努力が必要です。

自分のキャリアは自分で作るものであり、待っていればリクルートメント会社が声をかけてくれるだろう、自分はこんなに優秀なのだから話がすんなりまとまって当たり前、などというのは、よほどお持ちの専門のスキルがその時代の需要にあてはまり、完全な売り手市場、もしくは、運がよかった、と言うことができます。

年間10万人のMBAホルダーが世界中で創出されており、トップビジネススクールといいましても毎年数百人の卒業生を各校が作り出しているわけです。MBAという看板だけでは武器になる事はない、と考えられたほうが良いでしょう。
また、日本人以外の方で日本語をはなすことができる人口もこの十年で相当に増えました。英語や他の言語がネイティブで、日本語もわかる、日本の文化に対応できる、というレベルで充分な仕事もたくさんあります。特に、国際的な場を仕事環境とするトップマネージメントではそのような傾向が強く、日本語はオプションであって、武器にはならないというのが現時勢の特徴です。

そのような中、各ビジネススクールはキャリアアドバイスを盛んにおこなっているようですが、残念ながら、日本人生徒のフォローに関しましては必ずしもうまくいっているわけではない、という話をよく耳にします。

マネージメントの仕事を探すという事は、大学を卒業したときのような職探しとは全く違います。
マネージメントのポジションは、アドミニストレーションのようにたくさんのポジションがあるわけではなく、その人の仕事が会社全体の将来に大きく影響します。
ポジションとしてあがってくるのは大きくわけると次のようになります。

今のマネージャーが辞めたので(辞めさせるつもりなので)そのリプレースメント。
市場の変化に対応する為、現社員がもっていない専門知識がある社員が必要となった。
新しい組織をつくるのでそれぞれの仕事の専門性をもった社員が必要。

ここでおわかりのように、優秀であれば、育てよう、という体質はマネージメントのポジションにはありません。明日から、もしくは、少なくとも3ヶ月以内には成果をだしてくれるような社員をもとめているわけであり、その専門性が問われます。MBAで学ぶような企業戦略を考えることができることはもちろんですが、その業界の知識や専門の知識がなければ、このようなポジションにすんなり当てはまる事はないわけです。

ところが、残念ながら、企業もそのような特定の人をさがしていてもそう簡単に適当な人が見つかるわけは無く、ここがリクルートメント会社と個人の実力の発揮のしどころなのです。

そこで成長している企業がしていることは:
 どこでもLeadershipを取るタイプ
 将来企業のトップになることができるタイプ

を探しています。優秀がMBA在学生はそういった意味でいつも注目されています。

そして彼らほどのポジションになると‘Positionがそこにある’という状況でなくとも‘その方のためにPositionを作る’という事でその方の本当の実力を充分に発揮してもらう事ができるような体制になることも多くあります。(=本人は自分を知り尽くし、‘自分は何をしたいのか’という事を明確に持っている必要があります。)

そうはいってもヨーロッパという舞台では言葉やVisaの問題で大きなハンディを持っている日本人の場合にはにはなかなかチャンスがやってこない場合もあります。

では、どのようにしたら、希望の仕事を希望どうりの給料で確実に手に入れることができるのでしょうか?

     
 

 

 
  1.何をしたいのか熟考
     
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