ビジネスパラダイム週記

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2001年11月 - 2002年2月 ビジネスパラダイム週記
 

2月28日(木)

某大手企業向けに企業研修プログラムの内容をアレンジしていたりと、先週末からビジネススクールと週末は早朝から夜中近くまで仕事をしており、(英国の教育機関担当者が週末に仕事をするのは本当に珍しいので、彼らの気合が入っているときにこちらも対応しておかないと、次にいつ仕事をしてくれるのかわからないので。) 月曜日から昨日までは、ビジネススクールを訪問して在学生とお目にかからせていただきキャリアについてなどのお話をずっとしており、体力だけが取り柄の私も少々疲れ気味。それでも、私の身の回りにいる方々は、すべてがMBAレベル以上の優秀な方々ばかりで、教養はもちろんなのですが、人間性も皆さん本当に素晴らしい方ばかりですで、それぞれの候補者にほれ込みながら、楽しく私が出来る限りのベストを尽くして仕事をしています。

2月21日(木)

またしても、労働許可証を取得することができ、いよいよ待望の新しいビジネスパラダイム・メンバーを迎えることになりました。机、役割分担表、新しいメールアドレスなども用意し、すでにトレーニングを日本−イギリス間で始めているという準備万端の状況です。ねらった事は絶対にはずさない私がいつものように弁護士が仰天するくらいの用意周到の書類を持って申請したため、弁護士に‘追加料金があるどころかDepositでもらった分でも多すぎるので返す'といわれました。私の弁護士サポート能力もめきめき上達しているのかもしれません。しかし、最後のつめがあまい私の横で、いつも支えてくれているH女史の最後まできっちりしめることによる‘絶対はずさない度'と比べると私などはまだまだ甘い、といつも感じています。新しいメンバーのオックスフォード、ウォーウィックのダブル修士号をもち、お酒にも強いというたくましいM女史はどのようなキャラクターを発揮してくれるのでしょうか、楽しみです。

2月14日(木)

明日は、3X才の誕生日です。今日はバレンタインデーということで、欧州では男性が女性に花束などを贈る日本とは逆の日となります。町じゅうは大騒ぎですが、旦那がちょうど1年前に日本へ帰任となって1年、バレンタインデーに期待をすることはできず一人イベントに乗り遅れている感じがしますが、明日の誕生日のために友人などから大きな花束などが送られてきているので、とりあえず私も花束の中で仕事をすることができています。明日はMBA時代のローカルの友人がチャイニーズニューイヤーに便乗させて(皆、英国人ですが)私の誕生日を夜通しで祝ってくれるようです。
年末から休みなしで仕事をこなして、どんなにがんばっても何重にもパラレルで動いているそれぞれの分野の仕事は終着を迎えることはありません。会社とは常に発展していくもので、‘これでおわり'というものは何一つないのかもしれませんが、会社員時代のときのように‘休み'といって本当に休んでしまうことができる休暇を懐かしく思い出しています。しかし、好きなことを仕事にしてしまい、夜遅くでもアイディアが浮かべば即時にマネージメントチームに電話をかけ、その瞬間から‘興奮してそのアイディアを実現化することに着手できる'‘子供のような興奮'にはかえるものはありません。

2月8日(金)

先週末から本日まで本当に大忙しでしたが、なんとか全てのことはできているようなので、これでよし、と自分に言い聞かせています。これから会社として発展していくためには、日々のオペレーション以外にしなくてはならないことが山ほど有り、それこそが私がしなければならない仕事であると学び始めています。オペレーションの効率化、クライアントとのデイリーワーク以外での新しい分野でのビジネスの可能性、政府やローカル機関とのコンタクト、メディアや法律関連/銀行などのマネージメントなど、様々な案件をこなしつつ現場にいるのですが、人間一人が1日でできることは限られているため、本日は、新しいスタッフ入社に向けて労働許可証の申請に行きました。
私が最も頼りにしているH女史も明日英国へ戻ってくるそうです。彼女のありがたさをこの数週間でしみじみと感じ、ほっとしています。

2月1日(金)

毎日の会合とオフィス事務に少々疲れ気味です。エンドレスな作業に終われ、いつものように週末でキャッチアップができるのだろうか、と今週ばかりは自分自身で疑問です。1月から幸先の良いスタートをきっており、すでに気持ちは6月ぐらいの気分なのですが、まだ1年は始まったばかりなのですよね。

ビジネススタートアップやI-Modeのサイトなどの新しい立ち上げ、ビジネススクールからは、‘Shokoのところは本当にこれからだと思うけど、よくがんばっているね。次の段階の協力体制にすすめそうだね。'と信頼の声を寄せられ、H女史を筆頭この1年間私を支えてくれたまわりの人々に改めて感謝の気持ちを感じています。

1月24日(木)

ひどい筋肉痛に悩まされています。ロンドンマラソン出場に向けていよいよ準備をはじめましたが、水泳と走るのに使う筋肉は全く違うんですね。毎日1時間泳いではいるものの、そのうちの20分をランニングに変えた途端、バテてしまいました。3マイルでこれでは、26マイルも本当に走ることが出来るのだろうか・・・。高校時代からすでにXX年も経っているのだとはじめて体力の衰えを感じました。 私が参加することにより得られる収益は、ロータリー財団より身体の不自由な子供たちの病院と身体の不自由な人たちが乗馬による治療をするためのチャリティーへ寄付されることになります。

1月17日(木)

本当に多くの案件を抱えており、ちょっと大変な状況になっておりますが、考えてみれば年明け早々、ぎっしりのスケジュールと案件やコンタクトをいただいているということは、企業としてとても健全であり、喜ぶべきことなのだと忙しいながらもがんばっています。
ビジネスパラダイムは、母体をなるべく小さくして、提携先を多く持つといった組織で動いているのですが、忠誠心と正義感が強い私は、‘広綱さんって本当に律儀な方ですね'とあきれられるほど正直でOpenなため、時々、世の中もっと簡単に渡っている人もいるんだろうな、と華麗に羽ばたいている人にあこがれたりしています。しかし、だからこそ人がついてきている今のビジネスパラダイムがあるのだと信じて今日も、ない頭をフル回転させながらがんばっているのでした。

1月12日(土)

久々にマンチェスターに行ってきました。他のスクールをまわってからでしたので、夕方になってしまい、そのままばたばたとロンドンまでの最終電車で帰るべく退散してしまいましたが、在学生にお目にかからせていただくことができ、皆さんの元気そうな顔をみることができて本当に良かったです。
広綱さん、本当にお忙しそうですね、とこの頃皆さんに言われますが、まだまだパワーはあります。4月にはロンドンマラソンに出場することになりました。時期をみて毎日の水泳からジョギングに変更しようと思っています。H女史いわく、‘B-Pのロゴをつけて走ってくださいね。'

1月3日(木)

あけましておめでとうございます。世界中に散らばっている友人から時間差でNew Yearの電話がオフィスにきました。イコール、大晦日・元旦から3が日の今日までオフィスに夜中までこもりっきりでした。欧州は2日から仕事はじめですし、MBA出願を控えた社会人、転職希望者はなんとこの大晦日から3が日の休みこそが行動できるチャンスということですので問合せや正月の挨拶で終われています。
H女史、力作のE-年賀状は評判は好評です。想像していた顔を違っている、親近感がある、デザインが斬新だ、などと様々なコメントをいただき楽しんでいます。(年末・年始は自宅用サーバーが込み合っているためか受信者側のサーバータイムアウトなどで返信メールもかなりありました。E-年賀状を受け取っていない方で欲しい方はいつでもご連絡ください。Wordファイルに、転送量が大変軽くなるよう特別加工した顔写真でデザインしています。)
今年も皆さんのますますの成功を心より祈っております。


12月27日(木)

クリスマスも終わり、いよいよ年末・年始ですね。ビジネスパラダイムのクリスマスイブは、来年度のビジネス戦略の打ち合わせではじまりました。H女史が先日から気合をいれて作ってくださっていた2002年度の計画を目の前にして、私もあせって来年度の計画書を書面にしました。クリスマスイブの夜中に電子メールの返事を出していたら、東京オフィスのヘッドハンターM氏から、‘ロンドンは今何時ですか?'というメールがすぐに帰ってきました。恥ずかしいことに、イブの夜中に仕事をしていたのがばれてしまいました。
過去10年間、クリスマスはいつも南の島でダイビングをして過ごし、サンタクロースは海からくるものだと思っていました。会社を興しだ代償として、イブの夜に仕事をするはめになろうとは・・・

12月20日(木)

欧州では多くの会社が明日で年度末を迎えます。クリスマスを家族で過ごそうとすでに今週早々から家族のもとへ帰った方も多く、食卓の準備や飾り付けなどで師走のようにばたばたしています。日本と違って年始は1月2日から通常どうりのオペレーションがはじまるのですが、ほとんどの日本の会社は1月7日からスタートということで、この2週間のギャップを埋めるために、やらなければならない事をなんとか今日・明日で済ませてしまおうと担当者のチェースに必死でした。とは、申しましても最終日の金曜日は仕事どころではなく、皆さん草々にのみに行ったり帰宅したりするため、私も寒空の中でサンタクロースの帽子をかぶり、ロータリークラブのクリスマスチャリティーコレクションに借り出されるのでした。
現在、私は2002年度3月にMBAを卒業する生徒のジョブハンティングに燃えており、候補者と担当者の顔が夢にまで出てくるのですが、皆さん、まずはよいクリスマスを迎えられることを心より祈っております。

12月13日(木)

この数週間、来年以降のBusiness-Paradigm発展計画について様々な出来事がおこったのですが、なんとか昨日をもって私自身の中で戦略がクリアになってきました。もともとMarketing/Salesバックグランドであった私は、MBA時代から財務に関してはかなり疎く、常に‘人'中心に考えてしまう傾向があるのですが、今年に入り、税金・会社設立・買収について更に特別トレーニングに参加したらり、会計士やビジネスコンサルタントから財務に関する知識をしっかりと叩き込まれています。どんな時間が無くても、たとえ5分でも寝る前のスコッチウィスキーと本という組み合わせも、本の内容はこのところ財務・経済関連に集中しています。本物のキャッシュフローを触るのは、やってみるととても面白いものです。其の傍ら、‘メルセデスベンツに乗ること'を読んでいるのですが、使う人の安全を何よりも一番に考える、見かけや建前よりも、その安全性という信頼感こそが長い年月をかけたブランドである、という気持ちを一番大切にしたいものです。

12月6日(木)

新しい人の採用やら、企業買収やら、NPOとの仕事、大手企業とのプログラム開発など、何ともエキサイティングな話が身の回りにを取り囲んでいます。今更のようにMBA時代に使った教科書を引っ張りだしてきて基本に戻って勉強したり、こんなときこそ、精神を集中させ、様々な角度から自分たちがやっていることは正しいのかを見つめ、信頼がおける先輩方の指示を仰いでいます。子供が夢中でゲームに取り組むように、皆で大変、といいながらも本当に熱中して楽しんでいます。現実の世界はゲームや人を通しての体験より、リスクもあるかわりに、責任も達成感も全て自分たちで実感できて面白いです。大切なことは、誠心誠意で、子供のように無垢な気持ちで一生懸命人のために仕事をする事。そうすると、わかる人には、後でどのような形にしろ必ず有意義な形で返ってくるので、それこそが真の、生涯に通じるネットワークのスタートだと思っています。

11月29日(木)

クリスマス・年末年始が近いなんてすっかり忘れていました。昨年までは、数ヶ月前から暖かいところへ脱出するために何が何でもお休みを取る、と思って数ヶ月前から常夏の国へのフライトを抑えておりましたが、今年はすっかり忘れている、という事は仕事が休暇以上に楽しいから、と考えればよいことなのかもしれません。考えてみると、自分で会社をはじめてから、目線や計画がとても長期的なものになりました。今時点の一時的な娯楽やこの数年がどうである、という事はあまり気にしなくなりました。30年から50年、100年ぐらいの長い目で物事を見つめ、そこから次の10年、5年、3年、今年、来月、としなければならないことを落とし込むことができるようになりました。もともとこの考え方はできていたのですが、この頃本当の意味でこの考え方が身についてきたように思います。
決めたことは必ずする、例えできなくても、遅れても、計画を変更しても必ずする、という成功癖はほとんど確実にできるようになったのですが、この頃の最も大きな変化は、失敗したときに、長期でみているので、小さな失敗は気にせずにトータル的に考えて成功する方向へきちんと割り切って持っていくことができるようになりました。
それから、人のために何かをする、という思いが本当に強くなり、自分の娯楽のために何かを‘Waste'したい、とは全く思わなくなりました。友人いわく、これは隠居生活に近いのかもしれず、まだ若いのに・・・、とあきれられたりすることもありますが。

11月23日(金)

ようやくいつものペースにもどりつつあります。この1ヶ月は様々なイベント、入学、就職の時期とあり、出張/ミーティングに追われた大変忙しい月でしした。欧州は祝うことがないのですが、それでも昨日のThanks Giving Dayをすっかり気が付かずにいたのですが、ちょっとは息抜きをしなければ、という事で夕食は連れ出されたのでした。会社の次なるステップに向けて、様々な組織からお話を持ちかけていただいております。会社を始める前は、会社を運営していくのにこんなに‘仕事以外の仕事'がたくさんあるとは思ってもみませんでした。会社も生き物なので、常に世話をして生かしていかなければならないんですね。そのための世話と外部とのコミュニケーションが私のほとんどの仕事となり、本当にしたかった仕事は別の方にお願いしなければならない、という事をこの頃つくづく感じています。皆に私のメッセージをきちんと伝え、さらによい部分を付け足したり改善したりしながら追行していただけるようなチームを作っていきたいと考えています。

11月16日(金)

日本出張より戻ってきました。これと入れ違いでH女史は米国出張です。
日本では充実したビジネスミーティングに恵まれました。Professor S氏の多大なご尽力で、日本の教育産業の状況を効率的につかむことができ、また、私自身にとりましてははじめて自分の目で見た日本でのMBAフェアにて、同じMBAフェアでも所変われば雰囲気も違う、という事実を目の辺りにしました。リクルートメントのほうでは、東京エグゼクティブサーチのM氏をはじめとする同社の全ての社員の方に大変よくしていただき、教育からジョブマーケットがより綺麗に流れることに関しての将来性を確信し、今後の原動力となっていくことになりそうです。
今回は様々な企業のトップの方も含めて皆さんお忙しい時間を割いてくださり、ご協力を心より感謝しております。それと共に、出張中、電子メールもほとんどチェックする時間がなく、私と連絡がとれずにご迷惑をおかけしました方々に関しましては、週末から来週にかけて数百件の電子メールと電話にて早々に対応させていただきたいと思っております。

11月9日(金)

日本ではとにかく超過密のスケジュールが続いています。睡眠時間の確保をするために必死で調整していますが、少々疲れ気味で思い通りのパワーが創出できない場面などもでてきたため、今晩はきちんと寝たいと思っています。

11月3日(土)

先週のオランダトリップでは、オランダでMBAを学ばれている皆さんに本当にお世話になりました。ありがとうございました。本日は、待望の日本に行きます。こんなに早くまた日本に行くことができるとは思っていなかったので、とてもうれしく思っています。スケジュールは秒刻みですので寝る時間があるのかどうか心配していますが、限られた10日間でいろいろなお話ができるようですので本当に楽しみにしています。考えてみればこの7ヶ月は大変な進展がありました。すべては私の周りにいる方々のおかげ、といつも心から感謝しています。
‘人がついてくればお金も自然とついてくる'と心にとめて、まずは人の役に立つことと、チームメンバーに対する尊敬・信頼と忠誠心、を考えて自分なりに一生懸命やってきたつもりではあります。さすがに、この数ヶ月は猛烈な忙しさのために、仕事にプライオリティー付けをしなければならず悔しい思いもしてきましたので、年末にもう1名だけオフィスメンバーを増やすことを考えはじめました。このような価値観を考えることができる方とめぐり合うことができるのを祈りつつ、毎日たくさんの方と様々なアスペクトからめぐり合うことができるのを楽しんでいます。

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