MBAとは? MBA留学について

MBAとは、Master of Business Administrationの略称、日本では、経営学修士と呼ばれ、経営学の大学院修士過程を修了すると与えられる栄誉ある称号です。欧米では、大手企業CEOの約4割がMBA取得者と言われており、まさにビジネスエリートの登竜門といっても過言ではありません。

ここでは、より詳しくMBAについて解説していきましょう。

MBAとは?

大学院において、経営に必要な高度な知識とスキルを得た者に授与されるのがMBA。MBAとは、税理士、公認会計士などの資格には相当しませんが、企業の採用や昇格において高い評価が得られ、多くのMBA取得者が企業の経営幹部やビジネスマネージャーに抜擢されています。

また、起業家や経営コンサルとして活躍するケースも多くあります。近年、ますますグローバル化を求められる日本企業においても特に歓迎される存在となっています。

MBAでは何を学ぶの?

MBAのカリキュラムは、ビジネスパーソンにとって欠かせない人的資源管理、財務会計、情報・マーケティング、統計学、経済学といった科目を中心に構成されており、経営に必要な知識と技術を体系的に学ぶことができます。これらの科目を単に座学として学ぶのではなく、現場で通用する実践力を身に付けることを主眼としています。そのため、授業では、同じビジネスリーダーを目指す仲間を前にプレゼンテーションを行ったり、第一線で活躍する経営者と意見交換を行う機会が多く取り入れられます。

その他、リーダーシップスキル、アントレプレナーシップ、イノベーション等多岐に渡るソフトスキルの習得や、在学生、卒業生、他のMBAホルダーとのリレーションシップ構築は、ビジネスにおいてかけがえのない財産となるでしょう。

MBAのメリットをもっと詳しく

MBAの種類

MBAには、学び方や期間、受講対象者によってさまざまな種類があります。例えば、EMBA(Executive MBA)というプログラムがあるのをご存知でしょうか。

MBAといえば、大学の学部を卒業・就職後4~5年経過した方を対象に開講されるプログラムを指すのが一般的ですが、EMBAは、ここからさらに上位のプログラムとして、実務経験のあるベテラン管理職を対象としたプログラムであり、MBAの教育に携わる人材育成、あるいは世界を代表する経営者の創出を最終ゴールとした大変厳しいプログラムです。

海外では普及しているものの、日本では、あまり知られていないかもしれませんが、いくつかのトップスクールでEMBAのコースを開講しており、今後さらに国内で学べる機会が増えるかもしれません。

MBAとはどこで学ぶもの?

MBAは、MBAプログラムを提供するビジネススクールで学ぶことができます。日本国内、欧米、欧州、アジア各国などさまざまな国や地域にあるので、自分の進路や学習スタイルに合った選択をすると良いでしょう。

評価の高いビジネススクールが欧米に集中していることから、MBA取得のために海外留学するケースは決して珍しくありません。海外で学べば、外国語の習得や海外での人脈作りにも繋がるため、非情に人気があります。

ただし、入学の際のスコア取得も学位取得も簡単なものではありません。しっかり勉強し対策を講じる必要があります。

ビジネスリーダーを目指す方にとって、MBAの取得は一つの節目にしか過ぎません。MBA取得後、どんなキャリアを形成していくか。世界各国のビジネスマンとの交流を図りながらグローバルな活躍を目指すなら、海外でのMBA取得がおすすめです。MBAを留学して取得することを検討している方はぜひビジネスパラダイムのサポート内容をご覧ください。