

Handelshochschule Leipzigとして1898年にドイツ初のビジネススクールとして設立され、国内におけるビジネス・マネージメント教育をリードしてきたスクール。
スタッフは、フレンドリーで、迅速、かつ、フレキシブルな対応をしてくれます。小規模なスクールですので、大変アットホームな雰囲気があります。
2004年に、AACSBより、ドイツで最初の私立のビジネススクールとして認可を受けました。パートナー関係を結ぶ大学が130以上もあり、リーダーシップにフォーカスをしたプラクティカルなプログラムです。旧東ドイツの都市ライプチヒに位置するスクールとして、東西ドイツ統一後の都市の発達過程を目の当たりにしてきたことがこのスクールの強みの1つとも言えます。
学校紹介/特徴・強み
学生層
クラスサイズは40~45名と比較的小さく、2016年のクラスの平均年齢は29歳、90%は外国人で構成され、20カ国から学生が集まっています。南北アメリカが30%、アジア40%、中東、ヨーロッパが30%とバランスも良いです。平均職業経験は5年で、バックグラウンドも多岐に渡っています。
学校の雰囲気
ベルリンより南へ電車で1時間半ほどいったチェコに程近いライプチヒの地にある大学です。
ライプチヒ中央の駅よりトラムで5-10分の位置に大学がひろがっており、とくに広大な大学でもありませんが、大学にグランドや体育館が整っています。2006年にはサッカーのワールドカップのホストも務めたスタジアムも近くにあります。また、ライプチヒ大学とキャンパスを共有していますので、スポーツなどを通した彼らとの交流の機会も多く、トラムで10分ほどでアクセスできる街中には公共のエンターテイメント施設が整っているため、学生らしい生活を楽しむことが出来るかと思います。
また、町自体は、歴史が古く、見所も多いほか、冬は周りでスキーを楽しむことができるなどという魅力もあります。またオペラ座やコンサートホールなど文化にも溢れ、同時に、建築中の建物も多く、常に新しくなっていっている印象があり、活気があります。旧東ドイツの面影は殆んどなく、中心街にはモダンなショップが立ち並び、学生が楽しめるバーや、カフェもありますので、息抜きにナイトライフを楽しむことも可能です。
生活費及び授業料が比較的安くすむのも魅力的であるといえるでしょう。
強い分野
・リーダーシップ、マネージメントスキル、企業にフォーカスをおいた、非常にプラクティカルなプログラム
・ 素晴らしいキャリアサービスと、ドイツ在の日本人学生に対するプレイスメントオプション-オンキャンパスでのカンパニープレゼンテーション、そのほかイベント、またオンライン上のキャリアサービスサポートも充実しています。日本人の卒業生は、卒業後Johnson & Johnsonや、コンサルティング会社のSimon, Kucher & Partnerなどで活躍の場を得ています。2016年The Economist Full-time MBA Rankingでは、Career Entry Categoryにて世界のTop 20に含まれています。また、Financial Executive MBA Ranking 2016でもCareer Progress worldwideで15位と、スクールがキャリアサービスに力を入れていることが伺えます。とにかく個人ケアを徹底しているスクールですので、その結果が反映されていると言えるでしょう。キャリアチェンジを考えている方にも向いています。
プログラム
Fast Trackの15ヶ月のプログラムと、21ヶ月のAdvanced Trackがあり、後者は海外でのオプショナルタームか、インターンシップなどが含まれます。またDouble Degreeも可能で、オーストラリア、コスタリカ、フランス、日本、ノルウェー、ペルー、台湾、アメリカのパートナースクールとHHLの両校から学位を得ることができます。
リーダーシップ及びグローバルな経験に特にフォーカスをおいた新しいプログラムで、指導陣はケース、プロジェクトワークや時には著名なゲストスピーカーなどを招いて、常に実社会から最新のマネジメントにおける知識を得ることが出来るように配慮してプログラムを組み立てています。
コミュニケーション、チームマネジメント、プロジェクトマネジメント、などで学生たちがソフトスキルを伸ばすことが出来るよう、プログラムは組み立てられています。
Student Consulting Projects では、Allianz, Mercedes-Benz, Coca-Cola, Boschなど企業から、ローカル企業やstarts-upsまで、幅広いつながりを利用したプロジェクトが可能です。
MBAの他、MScのコースも充実しており、MBA同様小規模で大変ケアの行き届いたプログラムです。特にMScでもインターン、キャリアサービスがコースの重要な位置を占めており、スクール全体がよりプラクティカルな側面に重きを置いているといえるでしょう。ドイツ語ができると、就職の選択肢もまた大きく広がります。
2002年度 大学院留学事典 アルク社
HHL/ Business-Paradigm情報提供
卒業生の声
新垣 豊さん HHL /ドイツ
プロフィール
2008年よりドイツ在住 HHL Global Executive MBA (2014年入学)
HHLについて
ドイツのHHLが提供するGlobal Executive MBAプログラムは、スペインにあるEADA Business Schoolと共同で提供するMBAプログラムで、今日の非常に競争が激しいグローバル化したビジネス環境で働くための経営幹部を養成するプログラム内容となっています。生徒数15~20名がドイツ、スペイン、ブラジル、中国、インドの5カ国において、 1週間程の全8回のモジュールを21ヶ月かけて受講します。Full Timeでの受講と異なり、働きながら、会社の休日を使って通うことができ、ヨーロッパだけでなく、世界中から受講のために2ヶ月に1回のペースでモジュールの行われる国に集まり、その国におけるビジネスのあり方を含め、広く学ぶことができる内容でした。
生徒全員が就業しながら本プログラムを受講しており、限られた時間の中で大変でしたが、お互いに助け合い、ケーススタディーを野球の千本ノックのように受け、これまでに無いほど短い期間で多くのことを学ぶことができたと実感しています。
プログラムを終了すると、HHLとEADA両校の卒業資格を得ることが出来、また、両校の卒業同窓生グループに登録することが出来ます。2つのMBA卒業生のネットワークを利用することができることも大きな利点となっています。
クラスの雰囲気は、年齢層が30歳台から50歳台と幅が広いですが、経験豊富な方が多く、競い合いながら学ぶというよりも、お互いの経験を共有し、助け合いながら学べたと感じています。私にとって、経営学の知識と英語力の更なる向上は大きな収穫でしたが、この仲間達と出会えたことが一番の収穫だったと感じています。
曽羽 敏秀(そわ としひで)さん HHL/ドイツ2003-2004年MBA在校生
プロフィール[インタビュー実施:Oct 2004]
2003-2004年 HHL/MBA在学生
HHLについて
「チームワークで仲間と学ぶ」。これがHHLのスタイルです。HHLの学生や教授陣は非常に国際性豊か。小人数制の分、コミュニケーションも密で、チームワーク、リーダーシップが求められます。15カ月という短期間で、最高のプログラムをヨーロッパの中心であるドイツで学べるのはHHLしかないと思います。国際企業と接触するチャンスも多く、非常に刺激的で勉強になります。ライプツィヒは歴史と近代性を兼ね備えた小さな街です。街は音楽と人々の笑いにあふれ、1km四方の小さな中心街に、銀行、市役所、百貨店、病院など、ありとあらゆるものが集まっています。言葉も英語で十分通じますし、路面電車があるので便利で快適な生活が送れます。
出願案内
出願に必要なもの
- 申請用紙(含:エッセイ、推薦状2通、履歴書(CV))
- アカデミックの成績証明書・卒業証明書
- TOEFL 96以上 IETLS 7.0以上
- GMAT 600以上
(スコアはあくまでもスクールが基準として出しているものであり、例外がある場合もありますため、詳しくは弊社までお問い合わせください。
お問い合わせ先:ryugaku@business-paradigm.com) - 就業経験:管理職以上で3年以上