
フランスの有名校。
プログラムは、パリを拠点とし、ロンドン、ドイツ、スペインにて行なわれ、生徒は、ヨーロッパ諸国を転々としながら、コースを受講することになります。その間に、現地の企業などを訪れ、実践的なプログラムです。
近年、EAPとESCPが合併し、MBAのコースも昨年末ににその合体も終了し、英語のみでMBAを受講する事ができるようになりました。(International MBA)
2008年度より、従来のInternatonal MBAはなくなり、フルタイムのプログラムはEuropean Executive MBA programmeのフルタイムトラックとなります。
学校紹介/特徴・強み
生徒層
フランスの有名スクールで、実践的プログラムを提供しているため、生徒の質は高く、コミュニケーションスキルに長けています。プログラムは、いくつかの国をまわりながらMBAを受講するという、実践的、ユニークなシステムです。
International MBAの生徒は、30人前後と少人数制をとっており、大変アットホーム。Executive MBAのほうには、70名近くの生徒がおり、セミナーなどの際にこのInternational MBAの生徒とExecutive MBAの生徒が同時に出席することがあり、相互交流をする機会もあります。
日本人生徒数は、低く、年によって違いますが、毎年1-2名ぐらい。
学校の雰囲気
2002年度よりESPC側の校舎となりました。
EAPキャンパスでInternational MBAがおおなわれていた際には、パリの西にあたる場所のモダンな建物の中にビジネススクールの施設は入っていました。町のど真ん中にあり、大学のような広い施設などは期待できず、普通の会社のような形になっていました。しかし、もともと、ここで勉強する期間は限られており、他の国々へ研修に出てしまうため、街中にあるという面ではとても便利という雰囲気でした。
2002年からは、ESPC側の校舎となり、グランゼコールの中に位置するため、若い学生が歩き回る学生的雰囲気を楽しむことができるようになりました。
じっくり腰を据えて勉強したい、という方ではなく、この際いろいろな国をまわってみたい、いろいろな場所で実践的にビジネスを身につけてみたい、という比較的若く、単身の方むけ。(家族を連れてくるとこの異動スケジュール、もしくは、どこか1つの国でとどまっていてもらうため大変です。また、街中ですので、子供への環境がよい、とは言うことができないと思います。)
強い分野
- International
プログラム
2008年度より、European Executive MBA Full-time Trackが始まります。
最初の6ヶ月(1月から7月)はパリキャンパスでのコアコース
9月から10月は、欧州企業でのコンサルティングプロジェクトや、5つのESCP-EAPキャンパスでの選択科目を組み合わせたものとなり、各生徒が専門性を高めることが出来るプログラムとなっています。
News
FT 5 May
ESCP-EAP European School of Management, Paris, has received accreditation from the AACSB, the US accreditaton body.
卒業生の声
三枝 洋子(さえぐさ ようこ)さん ESCP-EAP/フランス2001-2002 在校生
プロフィール[インタビュー実施:12/08/2002]
1992年 上智大学経済学部経済学科卒業 1992-95年 住友信託銀行 証券運用部 トレーダーのアシスタント 1995-96年 フランス リヨンに語学留学 DALF取得 1997-99年 ドレスナー・クラインウォート・ベンソン証券会社
東京支店 金融派生商品部 アシスタント・マネージャー 1999-01年 クレディ・リヨネ証券会社 東京支店 ミドル・オフィス
フロント・オフィス(スワップ・デスク) 2002.1 ESCP-EAP にてInternational MBA Program受講中
MBAのコースを受講していて、どんなことを学んでいますか?
必修のクラスはマネージャーとして必要な知識(経済学、マーケティング、会計など)を網羅しています。選択科目では、私はファイナンスをメインに取っていますが、マーケティングにもかなり質の高い授業が用意されています。しかし何と言っても、この学校の特徴はInternational MBAという名前が示す通り、国際色豊かなところにあります。総勢29人という小人数のクラスで、21国籍の生徒が共に学んでいるのです。これほど多国籍の人達と毎日ディスカッションをしたり、プロジェクトを進めていくという経験は、今後、更なる国際化が進むビジネスにおいて、必ず役に立つと思います。10月と11月は企業での研修を行います。私とアメリカ人とレバノン人の3人グループで、仏系のコンサルティング会社でプロジェクトに参加することになっています。
ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか?
また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?
フランスに語学留学をした後の4年間、外資系証券会社でフランス人達と仕事をしてきたので、MBAを取るのにフランスの学校を選んだのも、ごく自然な選択でした。また将来こちらでの就職も考えているので、フランスで通用する学歴が欲しかったというのも、理由の一つです。
就職活動にはネットワーク作りが欠かせませんが、卒業生や、Executive MBA (Part Time MBAで授業はほとんど全てフランス語で行われている。生徒の大多数はフランス人)と交流することによって、ネットワークを広げることができました。
今後の目標
私の過去の職歴は一貫してデリバティブ・トレーディング業務で、卒業後も同じ業界への就職を考えていますが、このMBA取得によって、金融の知識に関しても、国際観点においても、今までよりずっと幅広い視野で仕事に望むことができそうです。
学問だけでなく、フランス流のゆとりを持った人生の楽しみ方も、今後の人生にぜひ取り入れていきたいと思っています。
出願案内
出願に必要なもの
申請用紙 成績証明書 基本的に4年制大学卒業の証明が必要ですが、経験により、4年制卒業で無い場合も考慮してくださいます。 GMAT TOEFL Reference 2通 申込金 パスポートサイズの写真4枚 Interivew 基本的にスクールを訪れ、スタッフとInterviewをすることが好ましいのですが、できない場合は、卒業生の協力をえて、日本などで面接、もしくは、スタッフが出張にいくタイミングとあえば、そのときに面接。やむをえない場合は、電話でのインタビューという可能性もあります。