Oxford – Said Business School

http://www.sbs.ox.ac.uk/

速報!2020年度は、英国政府のガイダンス、及び母体であるOxford大学のガイダンスに従いながら、最善のプログラムを提供しています。小規模グループでの対面セッションと、Digital learningを組み合わせることにより、効率的に学ぶことが出来ます。Executive MBAは、当面はオンラインで提供し、規制が緩和される場合には、2021年3月からキャンパスでの講義を開始します。

ご存知Oxford大学が運営するビジネススクール。

新校舎が完成し、学生数も2003年10月スタートのプログラムで200人弱まで増加するなど、大きな変革を迎えています。
オックスフォード大学としての基準に合わせるため、ビジネススクールに関しても珍しく学歴重視の傾向があると言われていますが、実際は、キャリア重視に移行しています。

学校紹介/特徴・強み

学校の雰囲気

有名さゆえに、街は観光バス、観光客であふれています。
ブリティッシュレイルウェイ(BR)のオックスフォード駅目の前に位置するモダンかつシンプルな校舎は居心地のよさを感じさせます。中庭やガーデンもゆったりとした雰囲気をかもしだしていて、厳かなオックスフォード大学の雰囲気とは一味違い、良い意味で別世界のようです。
インターネットの使用環境など、ITの設備はビジネススクールとしては最先端を誇ります。また、グループワークに使うミーティングルームも豊富にあり、グループワーク中心のMBAの環境として好ましい。

大学としてのシステムの影響はどうしてもMBAにまで及ぶため、試験は全大学一律の組織の管轄であるため、他の学部同様に査定においては、筆記試験、及び夏の期間のConsulting Projectの評価によってなされることになっています。セオリー等のアカデミィックな部分とコンサルティングプロジェクトといったプラクティカルな部分とのバランスもうまくとられており、グループワークも活発に行われています。

College、アコモデーションを行き来するのに自動車はあまりにもすごい人ごみでかえって不便なので自転車を使うことになるかもしれません。

ナショナリティも割合良いバランスを保っています。(UK・ヨーロッパ40%、北米30%強、アジアオーストラリア30%弱、アフリカ、中近東、南アメリカから2%強。)

強い分野

近年ファイナンス分野には全般的にかなり力を入れています。
その他:

  • General Management
  • Operation Management
  • Brand Stragegy
  • Private Equity

プログラム

Oxfordという名前ゆえに有名ですが、ビジネススクールとして、学部のようにトップスクールと言われるまでには、もう少し時間がかかるようです。

2003年度より、必須科目を減らし、逆に選択科目を4つから8つに増やすなど、ビジネススクールとしての充実を図っています。

その他、New Business-Development Project と Summer Consulting Project という実際に企業と接触し、MBAで習得したものをアプライするプログラムがあります。

MSc in Financial Economics

インベストメントバンキング、アセットマネジメントなどの分野でキャリアを目指されたい方向けのコース。MBAのコースと比べて学生の年齢層は低めではありますが、世界各国から学生が集まっており、学生の国際性は豊かです。Term 3では選択科目を学べる環境が整っており、そのうちの一つは個人プロジェクトの選択も可能なので、プラクティカルなプログラムであると言えるでしょう。

卒業案内

江夏 あかね Oxford/英国2002年 フルタイム MBA卒業

プロフィール[インタビュー実施:2003年秋]

江夏 あかねさん 2002年 Said Business School – University of Oxford卒業

卒業後、バークレイズキャピタル証券、債券部クレジットリサーチにて、公共セクター、電力、ガス等を担当予定

MBAのコースを受講していて、どんなことを学んでいますか?

私はファイナンスを中心に学んでおりました。特に、オックスフォードのMBAコースでは、授業以外にもグループプロジェクト2つが単位になります。1つ目のNew Business Development (NBD)では、起業もしくは既存の企業に新しい部門を想定してビジネスモデルを作るのですが、私のグループはイギリスの中堅証券会社に Distressed Loan Business(不良債権ファンドなど)の部門を立ち上げたらという仮定で教授陣のみならず、英国の金融庁、格付機関、銀行、証券会社、監査法人、また日本のほうが市場規模が大きいので、日本でこのビジネスに携わっている方々にインタビューを実施し、モデルを作りました。またもう一方のプロジェクトは、 Summer Business Project(SBP)といって企業で2ヶ月ほどグループでインターンをし、それに基づき論文を書くというものでした。私のグループは、英国の監査法人のコーポレートファイナンス部門で、欧州の医療機器業界のM&Aの可能性について調査いたしました。

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか?
また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?

アナリストとしてのキャリアを積むためには、国際的な視野というものは欠かせないと思い、留学を決めたのですが、留学先としては、米国には高校で留学していたこと、また米系の会社で働いていたこともあり、米国のビジネスは日本でも比較的容易に学べると考え、国際的にビジネスを学べると評判のあった欧州に留学したいと思いました。また、オックスフォードについては、殆どの学校のようにビジネススクールが独立しているというよりは大学の学科の中の一つという側面も持ち合わせること、カレッジ制を採用していることもあり、他の学科の教授陣や学生とも交流ができ、非常に視野が広がると聞いたため選択いたしました。

今後の目標

現在は、英国の投資銀行のクレジットリサーチでクレジットアナリストをしております。セクターは留学前と重なる部分が多いのですが、留学中で培った広い視野に基づくより密度の濃いレポートを投資家に発表していきたいと考えております。

出願案内

出願に必要なもの

申請用紙 TOEFL / IELTSスコア (TOEFL 600以上、IELTS 7.5以上) アカデミックの成績証明書 (GPA3.5以上) 推薦状2通 3年以上の職務経験 GMATスコア (平均680)

**全体像を見るため、GPA3.5以下であっても、GMATスコアは600以上あれば考慮の対象になります。