ESCP / EAP

三枝 洋子(さえぐさ ようこ)さん ESCP-EAP/フランス2001-2002 在校生

プロフィール[インタビュー実施:12/08/2002]

三枝 洋子さん
1992年
上智大学経済学部経済学科卒業
1992-95年
住友信託銀行 証券運用部 トレーダーのアシスタント
1995-96年
フランス リヨンに語学留学 DALF取得
1997-99年
ドレスナー・クラインウォート・ベンソン証券会社
東京支店 金融派生商品部 アシスタント・マネージャー
1999-01年
クレディ・リヨネ証券会社 東京支店 ミドル・オフィス
フロント・オフィス(スワップ・デスク)
2002.1
ESCP-EAP にてInternational MBA Program受講中

MBAのコースを受講していて、どんなことを学んでいますか?

必修のクラスはマネージャーとして必要な知識(経済学、マーケティング、会計など)を網羅しています。選択科目では、私はファイナンスをメインに取っていますが、マーケティングにもかなり質の高い授業が用意されています。しかし何と言っても、この学校の特徴はInternational MBAという名前が示す通り、国際色豊かなところにあります。総勢29人という小人数のクラスで、21国籍の生徒が共に学んでいるのです。これほど多国籍の人達と毎日ディスカッションをしたり、プロジェクトを進めていくという経験は、今後、更なる国際化が進むビジネスにおいて、必ず役に立つと思います。10月と11月は企業での研修を行います。私とアメリカ人とレバノン人の3人グループで、仏系のコンサルティング会社でプロジェクトに参加することになっています。

ヨーロッパのMBAを選んだ理由は何ですか?
また、現在のコースはその目的をどのように満足させていると思いますか?

フランスに語学留学をした後の4年間、外資系証券会社でフランス人達と仕事をしてきたので、MBAを取るのにフランスの学校を選んだのも、ごく自然な選択でした。また将来こちらでの就職も考えているので、フランスで通用する学歴が欲しかったというのも、理由の一つです。
就職活動にはネットワーク作りが欠かせませんが、卒業生や、Executive MBA (Part Time MBAで授業はほとんど全てフランス語で行われている。生徒の大多数はフランス人)と交流することによって、ネットワークを広げることができました。

今後の目標

私の過去の職歴は一貫してデリバティブ・トレーディング業務で、卒業後も同じ業界への就職を考えていますが、このMBA取得によって、金融の知識に関しても、国際観点においても、今までよりずっと幅広い視野で仕事に望むことができそうです。
学問だけでなく、フランス流のゆとりを持った人生の楽しみ方も、今後の人生にぜひ取り入れていきたいと思っています。

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