HULT INTERNATIONAL BUSINESS SCHOOL

HULT INTERNATIONAL BUSINESS SCHOOL

http://www.hult.edu/

ビジネススクールで学びながらも、現実のビジネス界に常に身を置く実践性の高いプログラムです。
Hultは、もともと1964年に世界初のコンサルティングファームArthur D. Little社によって米国ボストンに設立されました。設立された目的は、同社が請け負うプロジェクトに携わるメンバーの育成でした。プロジェクトメンバーに短期間で必要な実務理論・スキルを教育する必要があり、この為、Hultのプログラムは「時間管理の重要性」、「実践性」を強く意識した構成となっています。
2017年のエコノミストのランキングでは、世界54位にランキングしており、トップクラスのビジネススクールとしてメディアでも頻繁に取り上げられています。
2018年には、AACSB、EQUIS、及びAMBAより認証を受け、米国のビジネススクールとしては、初の、そして唯一の3冠に輝きました。

目次
1. 学校紹介/特徴・強み
2. 卒業生の声
3. 出願案内

1. 学校紹介/特徴・強み

学生層

2017年度のMBAクラスの平均年齢は、31歳、平均職歴は7年となっており、経験豊富な学生が集まっています。学生の90 %がInternational Studentであり、大変国際的な雰囲気が特徴です。学生の出身業界は、メディア、技術系、エンジニア、コンサルティング等々、多岐に亘っています。

特徴

HultのMBAプログラムの特徴として、LEAPメソッドが挙げられます。Learn、Experience、Action Projectという三段階に分かれており、第一段階のLearnでは講義を通じてのアカデミックな知識の習得、第二段階のExperienceでは、各業界のリーダーによる講演や企業訪問を通じて、第一段階で学んだ知識を現実のビジネス界に連携させます。第三段階のAction Projectでは、少人数のグループにて、実際の企業のケースに取り組みます。

学校の雰囲気

Hultは設立以来、グローバルビジネスリーダーの育成において先駆者的役割を果たしてきており、真に国際的なビジネススクールとして発展してきました。そのMBAプログラムは、ニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ、ロンドン、上海、そしてドバイの合計6キャンパスで提供されています。グローバル・キャンパス・ローテーションプログラムの学生は、5つのモジュールから構成されるMBAプログラムのうち、3モジュールをご自身が当初選択されたキャンパスにて学び、残りの2モジュールを他のキャンパスにて学ぶ事が出来ます。
従いまして、1年間のうちに、最高3キャンパスを体験するチャンスがあります。何れのキャンパスも、国籍、出身業界が多彩です。

強い分野

MBAプログラムは、経営スキルを幅広く習得することを目的に構成されておりますが、特に、Finance、Marketing、Business analyticsに強いのが特徴です。

プログラム

  • MBA
  • Masters in International Business
  • Masters in International Marketing
  • Masters in Business Analytics
  • Masters inFinance
  • Masters in Disruptive Innovation

その他、英語スコアが不足している方々を対象に、Pre-MBAコースも提供しています。

2. 卒業生の声

中村智幸さん Hult International Business School2005年1月~12月

プロフィール[2011 ALC留学ネット MBA特集より]

留学期間:2005年1月~12月
留学先:Hult International Business School(イギリス)

ヨーロッパのビジネススクールを選んだ理由は?

(1)学生の国籍が多様、(2)少人数制、(3)プログラム期間が1年、という3つの理由があります。 Hultはもともと、コンサルティングファームが、世界各地のコンサルティングプロジェクトに従事するマネージャーを育成するために設立した学校です。 私 はアメリカ(ボストン)のキャンパスを選びましたが、学校ではアメリカ人はごく少数(5%程度)しかとらず、世界各国から学生を集めるというポリシーを掲 げていました。 私のクラスには学生が64名在籍していましたが、その出身国は27カ国にわたっていました。

授業はどうでしたか? 大変だったことは?

学生の平均年齢が比較的高く(私のクラスは31~2歳程度、最高齢は46歳)、経験豊富な学生が多かったた め、ケーススタディではそれぞれの実際のビジネス経験に基づいたディスカッションが行われました。 自国の視点、ビジネス環境などをベースとした意見が多 く、「グローバルな」ディスカッションになっていました。プレゼンテーションとグループワークの機会が非常に多かったのも記憶に残っています。
大変だったのは、1年間のプログラムなので、授業の密度が非常に濃く、休みがほとんどなかったことです。土日もチームミーティング、グループワークなどで埋まることが多かったように記憶しています。

好きな教授や科目は?

私たちの学年のBest Professorに選ばれていたProf. Zifが担当するマーケティングは、私自身も好きな科目の一つでした。毎回巧みにディスカッションをコントロールしながら、コンセプトの説明にもきちんと時間を割いていたことを覚えています。 ご自身が世界的なフルートメーカーの社長を務めていたProf. Wasserの起業論(フルート製作所の見学にも行きました!)、ご自身のコンサルティング経験を交えたProf. Deneffeの経営経済学も印象的でした。 Prof. Wasserは戦略論関連の授業も一部担当し、世界中のワインやビールなどアルコール飲料に関するケースを集めて授業されていました。
授業の一環で、近隣の企業が抱える課題に対して、3カ月ほどかけてチームでコンサルティングを行うProjectがありましたが、これは費やした時間が 長かったこともあり、非常に印象に残っています。 それまでの授業で学んだことを活かし、チームで連日ミーティングを重ねて解決策を検討し、クライアントに提案しました。ショッピングセンターなどで道行く人をつかまえてアンケートに答えてもらう、 というリサーチもしました。

他国からのMBA留学生の印象は? 上手く付き合うコツは?

基本的に、ほとんどの学生が留学生という同じ立場なので、部屋探しや州のID取得など、さまざまな場面で情報を共有し、協力しあっていた印象が強いです。週末には何人かでまとまってマーケットに買い出しに行ったり、 食事に行ったりしました。また、アメリカ人のクラスメートは積極的にナビゲーター的な役割を果たしてくれました。それぞれのお国柄、地域性もありますが、結局は個々の性格に依存する部分が多かったよう に思います。
上手く付き合うコツは、自分がクラスメートに提供できる価値を見つけて、それを上手くGiveすることでしょうか。私は元々理系だったので、統計学や経済学で多少複雑な数式が出てきた際、 数学が苦手なクラスメートに教えることができました。そのため、自分が何かわからないことを質問したときも、快く教えてもらえることが多かったように思います。

グループワークでも同様に、自分が貢献できることを探して、自分のポジションを確立することが重要だと思います。私はディスカッションで意見の整理役を 務めることが多かったので(みんな言いたいことを言うだけで、 まとめる人がいないことが多かった!)、それなりに頼りにしてもらえたように思います。なんらかの形で自分が貢献できることを探すこと。真面目にミーティングに出ても、ただ黙っているだけでは、 「あいつは何も意見を言わないし、使えない」という イメージをもたれてしまい、グループワークが辛くなると思います。

生活面で苦労されたことや、楽しかったことは?

メキシコ人とインド人のクラスメートとルームシェアをしていました。多少のトラブルはありましたが、それぞれの考え方、アプローチの違いなどを日々感じることができ、 家に帰ってから授業で気になった内容についてディスカッションしたりして、面白かったですね。

MBA取得後のキャリアは?

卒業後、国内のベンチャーキャピタルに約3年間在籍し、ベンチャー企業への投資と投資先企業の育成を行っていました。現在は総員4名のベンチャー企業でプロジェクトマネジメントに関するコンサルティングを行っています。 ファイナンス、プロジェクトマネジメントと も、ビジネススクールの授業を通じて身につけた知識で、いまはそれをフル活用しています。

3. 出願案内

出願案内

Application form Statement of purpose CV Reference2通 大学成績・卒業証明書 3年以上の実務経験 TOEFLスコア GMATスコア 出願料

お問合せ

株式会社ビジネスパラダイム(日本)、Business-Paradigm, Ltd. (UK)
Email: ryugaku@business-paradigm.com