University of Southampton - Southampton Business School
英国最大の貿易港Southamptonに位置し、研究主導型の大学として有名な大学が母体のビジネススクール。伝統的に工学に強く、海洋学、医学関連にも大変強いスクールです。
AMBAに加入したこともあり、スクール側には常にカリキュラムを見直し、改善する姿勢が見られ、実際に大変質の高いMBAプログラムを提供しています。
クラスは少人数制で、年齢層が高いのが特徴です。また、地域の産業系企業とのネットワークも発達しています。
リサーチの分野で、英国のトップ24以内に位置しており、教授陣の質は大変高いです。MBAにおいても、各分野の最新情報や調査結果を享受することが出来ます。
Status: Part of University of Southampton
学生層
以前は経験がない方の入学も認められておりましたが、現在は最低でも職歴3年以上の方が申請者対象となっています。例年、5-10年の職歴を有する26-35歳の学生が集まっています。35名前後の小規模クラスを保っておりますが、クラスの国籍は多様であり、大変国際的です。
学校の雰囲気
ロンドンから電車で80分の英国最大の貿易港、ご存知、タイタニック号が出航したSouthamptonにあります。落ち着いた環境で広々としています。もともと、工学、海洋学に強い大学のため、周りを歩いている学生は硬派で、大人の学生も違和感を覚えません。
ビジネススクールは母体となる大学のキャンパス内に位置しており、企業系ビジネススクールのような豪華さはありませんが、Researchが強い大学のため、施設や図書館などの蔵書は大変充実しています。あくまでも大学の雰囲気で、大学院の学生は、講師陣が利用する食堂などを使用できます。
研究主導型の大学として有名であり、将来博士号を目指す場合なども、国際的なネットワークが確立しています。
日本経済にも造詣の深い著名なエコノミストRichard Werner教授も、同校において主にFinanceやBanking分野で活躍しています。
ビジネススクールから少し離れたところには、広大なScience Parkが広がっており、スタートアップ企業やハイテク関連の起業家達に、オフィス、その他様々なビジネスサポートを提供しています。会議室、Manorと呼ばれる19世紀の建物を活用した美しいホテル、保育施設、スパやサウナを完備したクラブなど、ビジネスに必要な設備が整っています。これら企業は、大学の最新の研究成果を享受しながら、そのビジネスを発展させていくことが出来ます。
同校は様々な国籍、バックグラウンドの学生を多数擁している為、留学生の受け入れ体制が非常に整っています。MBA在学中も、コース選択の相談等に応じるコーディネーターやチューターが配属されており、学校側のサポートが万全である点は大きな魅力となっています。
ビジネススクールのあるキャンパスから車で約20分ほどのところには、Winchester Campusを構えており、主にアート系のコースを提供しています。120年以上の歴史をもつ、アートとデザインに特化したスクール、Winchester School of Artを擁しています。
プログラム
プログラムはpersonal developmentとreflexive learningに最も重きを置いています。
コアコースでは、経営に必要な知識とスキルを学び、リーダーとして必要な資質を強化します。また、1週間のオランダへの研修があり、当地での会社訪問やセミナー参加の機会があります。選択科目では、自身のキャリアゴールに沿ったコースを選択します。
概ね授業が週3-4日間、残りは個人学習又はグループ作業というスケジュールで実施されます。第三パートでは、応用モジュールとして、Application of Management Skillがあり、コア・選択コースにて習得したスキルを実践することができます。そして、これら3つのパートを一定の成績を以て修了すると、MBAプログラムの集大成として、ビジネス関連の論文プロジェクトに取り組みます。経営に関する研究を行い、企業や組織と共にプロジェクトを行うことで、これまでに習得した知識やスキルをしっかりと吸収できるようになっています。